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7月、南三陸のデコボコした海岸沿いを走る国道(R398)を行くと、志津川湾の南の出口辺りにある景勝地「神割崎(かみわりざき)」にたどり着きました。
国道を挟んで丘の上に設けられた駐車場から下りて行くと、そこには2つの遊歩道があり、1つは神割崎の浜辺に下りる歩道で、とりあえずそちらへ。と、そこには”これぞ神割崎”と思える2つに割れた岩山があり、その間を荒波が無理に通り抜け「ザッブーン、ザッブーン」と轟音をとどろかせているのです。ほほう、なるほど、こりゃ近くに来たなら一度は見てもよろしいですな~。
もう1つの遊歩道の方は、びっくりコースという岩山の上の松林を歩く平地コース。こちらは神割崎の真上に出る歩道で、そこは簡単に海や岩の絶景が楽しめる場所なのでありました。まあ近いので、こちらもどうぞ。
神割崎の岩は、地層が45度ほど傾いた岩山で、地面がこんなにも広い範囲に渡って傾くものなんだな~と、プレートテクトニクスの驚異の世界をまざまざと見せてくれるのです。またそれは自分の脳内では理解できないほどに‥。(p.s.
震災後、太平洋プレートが陸側のプレートを押し上げているという映像を何度も見ましたが、まさにそんな感じの岩の傾きなのでありました)。
ここはちょっとマイナーな所でもありますが、結構な見所でもあるんですよね。道の先にはキャンプ場があり、レストラン神割もあるんですのよ。
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