東北を行け
観光突進レポート

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青柳家

(あおやぎけ、角館武家屋敷)
〒014-0331 秋田県仙北市角館町表町下丁3 TEL.0187-54-3257
通りには、喫茶店や食事処もあり
駐車場は桧木内川沿いの桜並木駐車場利用(有料)


 6月、角館の町の一部として普通にある通りですが、今も残る武家の屋敷が並ぶと有名な「角館武家屋敷通り」にやって来ました。と、通りは長い2本の路が(お城によく見られる)シケイン型にカキカキッと曲がって繋がり、その広い道路には雰囲気のある黒い板塀が長々と続いているのです。

 川沿いの駐車場から歩いて行きますと、観光土産屋さんや食事処などがあり、通りには人力車も走っていたりして、きれいに整備された観光地になっておりました。何軒かある武家屋敷のうち、今日は青柳家というところに突進へ。格から言うと隣の石黒家の方が上ですが、展示物がいっぱいあるというので、こちらの青柳家に。

 正門から入って、受付を済ませ辺りを見渡すと、正面にある茅葺屋根の建物が母屋(築200年)。敷地は3千坪あり、その広い敷地内に各種展示場の建物が点在し、庭園を歩いて楽しみ、また展示場を見て回る、そんなワンダーランドになっております。
 それで、母屋自体は何か小ぢんまりしていて、こんなものかなーと思っていると、次の武器蔵には所狭しと武具が並べられ、それはそれは大変なものでございました。写真はほんの一部でして実際はもっと多くの物品が展示され、あまり興味が無くなんとなく入った自分も、ほほうと感嘆してしまう物量なのであります。刀等はレプリカかなーと思いましたが、柄の部分が古いところをみると、もしかして本物なんでしょうか。

 奥へ進んで行くと、沢山の建物や見学所があり、ひと通り目を通すのにかなりの時間を要しました。あと、展示場の入り口付近がお土産屋さんになっている所が多く、お店かなーと思うと奥が展示場で、ちょっと戸惑うところも。

 いや~、ここは一度は見る価値がある武家屋敷ですね。春には武家屋敷通り一帯にしだれ桜が咲き、桧木内川沿いの桜と共に親しまれ‥、そんなポスターが町内にワンサカ貼られてありました。あれ、秋田フキも植えられてありますぞ~。

メモ)
 この武家屋敷通りの道幅は案外広く感じますが、これが当時のままの広さなのだと。それは6間(11m)ほどあり、最初に町並みを造った芦名氏によるもの。家康が命じた東海道の道幅と同じなんだそうですよ。






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©東北を行け0906 , 17rw , Update:2024/09/17