東北を行け
観光突進レポート

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松茸二段弁当

(会津田島駅の名物駅弁)→ ※2021年、閉店。
〒967-0004 福島県南会津郡南会津町田島字西番場甲358-3
緑屋、駅舎内の売店(やまびこ)
松茸二段弁当 1080円、おふくろ弁当 1000円

 10月、南会津町の地へ。東北から私鉄だけ(JR以外)を乗り継いで東京まで行ける唯一の鉄道、会津鉄道。その始発の会津若松(西若松駅)から南の県境近くまで行ったところの会津田島駅に「松茸二段弁当」なるものがあることを聞き、いつか食べてみたいとず~っと思っておりましたが、今回やって来ましたぞ、ついに。

 とはいえ、いつものように車で来てしまいましてね~。で、そこは、会津の丸っこい山々を越え越え来ると、にわかに開けた、ここら辺りでは大きな町。んにゃ、駅も立派でございますぞ~。

 んで、駅脇の無料駐車場に空き1台を見つけて駐車し、駅構内に爆進致します。と、すぐに駅弁&お土産を販売する小さなお店があり、見ればお目当ての「松茸二段弁当」と、MG氏用の「おふくろ弁当」が2個ずつ置いてあるではありませぬか~。なので、1個ずつゲット。ついでに柏屋の「薄皮饅頭」も忘れてはいけませぬな~。
 して、駅の脇にあるSL展示場前のベンチにて実食へ(なんか、裏からの通路になっているらしく、高校生やら、やたらと通るぞな~)。余談ですが、ベンチの上は藤棚になっており、秋のこの時期にはその実がブラブラ~ッと。んで、それらはソラ豆を大きくしたようなもので、その先が恐ろしくとんがり、もう少ししたら落ちてやるぞ~、と言わんばかりなのであります。

 もとい、一息つき、満を持して「松茸二段弁当」の包みを開けてみれば、ほほう、ご覧下されや~、この見事な松茸の乗ったキノコご飯~。しかも、もう一段はおかずどっさりの器~。うわ~、見ただけで感激~。んー、豪華なおかずに気分は宴会モード!

「すごい、すごい、こりゃすごいぞ~」と、喜び勇んでその松茸にかぶりついてみたら‥、ん~、案外普通なおいしさかも~。‥自分、松茸は焼きが好きなもので。いや、でもちゃんと完食。え~と、松茸の下はだいたいキノコご飯で、おかず類は、まあ家庭料理的な味わいじゃないかな~と。

 あと、MG氏の「おふくろ弁当」は、こちらも見た目がきらびやかで、とっても美味しそう。食べた感想は、素朴なおふくろの味だったと。

p.s.
 あ~、なんか、惜しい。もう少し味にインパクトがあれば~(おそらく薄味が過ぎている)。ビジュアルが最高なだけに、あともうちょっと。お値段は安すぎてgood。もうこうなったら会津鉄道の名物じゃなくて、福島を代表する名物弁当に育てましょうよ。ブシュー(鼻いき)!




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©東北を行け1710 , Update:2024/09/17