東北を行け
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たろし滝

(花巻市の凍った大滝)
岩手県花巻市石鳥谷町大瀬川地内 (葛丸川「くずまるがわ」源流、葛丸ダムの下)
JR石鳥谷駅から西に車で約15分
たろし滝入口から徒歩約5分、駐車場3台くらい
 2月、とてつもなく太くてデカイつらら「たろし滝」の写真を冊子の表紙(左上写真)で見て感激してから数年、やって来ましたぞよ、真冬の石鳥谷町へ。今年は平成最大(周囲6.68m)の見事な氷柱に成長したとのニュースが伝えられ、思わず突撃してしまいましてね~。
 そこは花巻の西部、奥羽山脈へ分け入った所の葛丸川の奥深く。乾いていた舗装道路も途中から新雪に少しのワダチがあるだけの、林間の雪道に。と、不安ながら進みましたら、程なく「たろし滝」の看板と、ちょっとした駐車場に至りまして。で、そこからは、歩いて山中へと参りますね。

 で、まずは道脇の土手を下り葛丸川に出て、そこに架けられた簡易橋を渡り、雪で覆われた山腹の斜面をロープを伝いながら登ります。と、難儀な雪中進軍が待ち構えているのかと思えば、案外すぐに到着致しまして。

 見上げれば、遠くからでは感じられなかった、その存在感、うぉーデカイ、デカ過ぎる。なぜだ、なぜだ、なぜなんだ。その太さ、ストリングチーズのような中身、カニ刺身のようなデコボコ感。耳を澄ませば、たろし内からチョロチョロと水音も聞こえてくるんですぞよ~。

 氷柱の後ろには祭壇がまつられており、ここは神聖な場所、パワースポットなり。この太さ、今年は最大のご利益のチャンスなのじゃ。おそらく。

追記)
 実は氷柱の後ろ、土だと思っていた所が凍りついていて、たろしに興奮し気が付かず、すってんころりん、ころころりん、罰当たる。

 現地はすべりにすべって、大変危険です。最低でも軍手、できればスキーグローブぐらいを装着して行きたいところ。今回、足はスニーカーで行きましたけど、雪解けだとちょっと。




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©東北を行け1202 , 18rw , Update:2024/09/17