東北を行け
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椿寿庵

(泉ケ岳の蕎麦)
〒981-3225 宮城県仙台市泉区福岡字南切立1番地 TEL.022-348-2521
手打ちもりそば 800円、いかげそ天 250円、デザート付き(抹茶ゼリー)
北海道産ボタン粉、新そば二八

 11月、仙台市民の憩いの山、泉ケ岳へ向う坂の途中に昔からある蕎麦屋さん、「椿寿庵(ちんじゅあん)」へやって参りました。と、そこは道路脇にハタめくノボリの中に「山形そば」の文字があり、これは本格的蕎麦かも~と思い、突撃してみたのです。
 で、入店してみますと、店内には椅子テーブル席が3つと、座敷テーブル席が4つほど。外観から山小屋風かなーと勝手に思い込んでおりましたが、中は普通に観光地にある蕎麦屋さんと大差はありません。

 して、メニューの北海道産ボタン粉使用の二八蕎麦には、手打ちと機械打ちとがあり、より美味しそうな方の、そして機械より200円ほど高い「手打ち・もりそば」を注文致しまして。

 それからしばらくして、運ばれた蕎麦を目にして「おう、これは本格的」と。画像では分かりづらいのが残念ですが、ぱっと見、ウグイス色(灰色がかった緑褐色)にも見える蕎麦生地に、茶色の点々があり、これが見るからに美味しそうなのです。

 して、蕎麦を脇のツユにつけて食べてみると、それはカツオだしの香りがプーンと漂い、噛み応え、喉越し、共に申し分なく、ズズッ、ズズッとリズミカルにすすられ、喉の奥へ消えてゆくのでありました。あ、そうそう、麺は細くて案外長いようなんですね。え、イカげそ天? んー、それは普通かも。

 斜め前席の常連と思しきお父さんが板蕎麦みたいなのを食べ(手打ち大盛り200円増し、か?)、隣り脇の家族連れは、温かい「かも南そば」を食しておりましたぞよ。

 ‥最近、仙台でも山形蕎麦の店が増えましたが、値段だけは仙台料金なんですのよね。



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©東北を行け1211 , 17rw , Update:2024/09/17