東北を行け
観光突進レポート

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花立峠

(鬼首から山形への峠道)
山形・宮城の県道63号、最上鬼首線
標高796m、峠には数台の駐車スペースあり




 10月、ちょっと紅葉を。

 しかし、花立峠では紅葉がとっくに終わっていて、物悲しい晩秋の茶色の風景が広がっており。その峠は山形と宮城の県境にあたり、北に禿岳(かむろだけ:どうもハゲの意味らしい)、南に小柴山がそびえ、どちらも初心者用の登山コースになっているよう。

 して、その禿岳への登山道には砂利が敷いてあり、少し登ると平らな「賽の河原」という場所が。そこからは一望に広がる鬼首高原が見え、とっても清々しい気分に。そしてそこは風の通り道なのか、ビュービューと吹く風の強いこと~。峠を越える晩秋の風はとても冷たく、長くは居られないのです。

 ふと、山形側を見れば、雲間から差し込む光線の先に、2つの町並みが見えていまして。はぁ~、人はなぜ、山に登るのかぁ。

 えーと、ここには10月初め頃の初秋か、新緑の春にまた来てみたいですね。写真ではつまらないように見えますが、五感で地球を感じられる素晴らしい峠なんですのよ。

 それから鬼首側に下りて行きますと、そこはセンターラインは無いですが結構立派な道で、スイスイでございました。まあ、鬼首道路(R108)からの距離も近いですぞよ。
 で、最上町(山形県)から鬼首(宮城県)へ抜ける県道63号(両県とも同じ63号)には「花立峠」という名所があり、秋は紅葉が見事らしいというので、山形に行った帰りに最上町から突撃してみたのです。

 すると最上町側の道はイヤになるほどの悪路でして、左は「勘弁してください」の側溝、右は一度の間違いで即「あの世」の断崖絶壁でありまして。で、結局2台の車と、運良く広い所ですれ違い、やっとのことで頂上の花立峠にたどり着くと、もう天国にでも来たかのような晴ればれとした気分になりましてね~。

(画像は後から取って付けた別の季節のもの)
花立峠 - 悪路
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©東北を行け0910 , 17rw , Update:2024/09/17