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はらこ飯/はらこめし

(宮城の郷土料理)
ウジエスーパー利府店」にて
〒981-0112 宮城県宮城郡利府町利府字新神明前16 TEL.022-349-0935
伊達なはらこ飯 498円(税抜価格)
ミックス切だんご(6本入)298円(税抜価格)



 さてと、買い求めたのは宮城の地元スーパー「ウジエスーパー利府店」にて。え、利府店ってこんなに大きいの~と。それで、弁当コーナーの中心に置かれてあった「伊達なはらこ飯」と、かたわらにあった魔だんごも買ってしまいましてね~。

 それから、家で夕食に食べてみましたら、何しろ、上にゴロンゴロンと乗った煮鮭が目立つこと~。まあ最初はそれを避けて、下にある本体の「はらこ飯」から頂きますと、ほう、これはまさに「はらこ飯」、この味、この味~。やはり、見た目に反して美味しゅうござります。地味に旨しなのです。誤解を恐れながら言ってしまえば、キノコご飯にも似たところあり。

 して、それで十分なのにもかかわらず、上部に煮鮭がこれでもか~と乗ってらっしゃるので、仕方なく煮鮭も頂きます。はい、これと白飯(しろめし)だけで、わたくしの夕食が事足りるとも。あとは、ハラミ部分の鮮度の良い魔脂がコッテリと。あ、忘れてしまうくらいお上品にたたず、イクラ殿もおりますね~。このイクラがまた絶妙な風味を醸し出すんでございますな~。

はらこ飯)
「はらこ飯」は、宮城県亘理町の郷土料理。「サケの切り身」を醤油、酒、砂糖などの割り下で煮込み、その煮汁でご飯を炊き上げた逸品。そして、そのご飯に先ほどの「サケの切り身」と、別途「イクラ(おそらく醤油漬け)」を乗せて出来上がり。

 後日、NHKの人が地元で取材したところ、ご飯は、白ご飯に後からタレを混ぜ込む場合(家庭が主か)があるそうです。
ゴタク)

 この少し前。

 9月も終わりそうな、ある日。たまさかイオン系のスーパーに立ち寄ってみましたら、何気なく並べられてあった「はらこ飯」達。おや、もうそんな時季なんですかぃ。

 そう、宮城では秋になると、スーパーなどの弁当売り場にて「はらこ飯」がだんだん幅を利かせてまいりましてね~。まあ、見た感じ只の「焼き鮭いくら丼」のようにも思いますが、よく見るとご飯が「鮭の煮汁の炊き込みご飯」になっており、食べると全然違う逸品なのです。

 で、次の週、宮城生協のチラシを見てみましたら「はらこ飯」がちゃんと登場しており、また地元テレビ局のニュースが秋鮭漁が始まったと伝え。ふむふむ、そんじゃ、あっしも食べましょうぞ~。ま、観光ならちょっと高級なものをお店で食べたり致しますが、わたしら地元民、地元のスーパーのを食べましょうぞ。

(画像はサンプル、お店のはらこ飯)
はらこめし
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©東北を行け2109 , Update:2024/09/17