東北を行け
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きむら食堂

(松島の食堂)
〒981-0215 宮城県宮城郡松島町高城町38 TEL.022-354-2865
駐車場:店の隣に3台、←空き無ければ10m北のバス停のところ(画像参照)
牡蠣ラーメン 1320円、五目あんかけ焼きそば 880円

 12月下旬、冬の味覚の牡蠣をさがしておりましたら、なにやら美味しそうな「牡蠣チャーハン」の画像に突きあたり。で、やって来ましたは松島の川(高城川)を渡った東、観光街から離れ、生活街的な地域にたたず「きむら食堂」へ。

 と、通りは出来立てホヤホヤのきれいな道でして。
 で、玄関脇の小さな駐車場に車を押し込み店内へ突進しますと、中は昔ながらの食堂のそれ。テーブル席と座敷席が真ん中の丸型石油ストーブを囲み、が、その石油ストーブはすこぶる元気がなく、超省エネモードでくすぶっておりまして(ロシア禍の石油爆騰のあおり)。そして座敷席の夏用に思えるイグサ系座布団(清潔のため?)が、寒さに拍車をかけておりましてね~。

 さて、メニューをじっくり・ゆっくり眺め回すこと数回。なぬ、ここへ来る道中、私のワールドでリフレインしていたあの「牡蠣チャーハン」が見当たりませぬぞ~。で~も、いつもは予定外の出来事に固まってしまう私ですが、第二候補(プランB)も決めて来たのでスイスイと「牡蠣ラーメン」を。してMG氏は、お店で人気らしい「五目あんかけ焼きそば」を。

 あと、暇つぶしに店内を見まわせば、地元のTV局キャスターなどのサイン色紙がわんさか飾られてあり。なんでなんだ? 1社来ると全社来るみたいな、そんな風習。

 して、シャー・シャバシャバ・カランコロンの後に運ばれた「牡蠣ラーメン」は、かよう(画像)な風体のラーメン。いちおう貧乏くさく牡蠣の数を数えてみましたら、ちゃんと7個は(も)ありましたぞぅ。して食べれば、そりゃ美味しいのです。生でも食べられる宮城の牡蠣ですからね。

 もとい、ラーメンをすすってみたところ、スープは醤油味としょっぱい味が致し、麺は地域(地元業者)のものと思われる、ローカルな駅前食堂の五目ラーメン。はい、普通に淡々と頂きま~す。

 すると、前方のMG氏が「五目あんかけ焼きそば」が美味しいと発し、後ろのお兄さんもそれ、隣の老夫婦のご夫人もそれ、その旦那さんはその牡蠣バージョンを。そう、どうやらここは「五目あんかけ焼きそば」の店。ラーメンを食べた自分は反逆者、空気読まずの日本人の敵、みたいな。

 もし、お出かけになられますなら、ハードルは低めに、食べてからの喜びを高めに。



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©東北を行け2212 , Update:2024/09/17