東北を行け
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緒絶川の藤棚

(古川の見どころ)
宮城県大崎市古川緒絶川沿い
1㌔区間に12基の藤棚、古川ふじまつり期間中(その年は5/8~5/22)は夜のライトアップも
駐車場:平日は有料駐車場利用で、土日は市役所のが利用可と市の案内に。なので今回は少し離れた諏訪公園(古川黎明高校の東)のを利用。
p.s.)その後、もっと近い駐車場、道の駅「おおさき」ができたので、そちらへ。





 5月「緒絶(おだえ)川のフジの花が満開になった」とのニュースを耳にし、やって来たんでございますね。

 で、市の中心部を流れる小さな小さな緒絶川沿いは、いちおう遊歩道的に整備されておりまして。それで、川の脇の小道に沿うように中学校や小学校、更に幼稚園が続きます。そして、それらの学舎からガヤガヤとざわめきが聞こえてきたり、お昼の校内放送が聞こえてきたり、また園児の散歩に出くわしたりで、なんだかホノボノとしてしまうのです。

 さて緒絶川沿いをゆるり下りますと、川の所々の上空には、姿の良い藤棚がチラホラと見られます。近づけば見事な(いや少し期が過ぎたか雨が少なくてお疲れ気味の)紫色の藤の花がシャナリ。そしてプワ~ンとブルーベリーにも似た甘い香りに包まれます。うーん、すがすがしや~。

 ふと、眼下の水中に目を向ければ、ほどほどに大きな錦鯉が悠悠と泳いでおり、エサ欲しい目でこちらを見つめておりましてね~。

 んー、今年の藤の花はイマイチかもしれませんが、この緒絶川沿いの小道がマンザラ悪くもないんですのよ。晴れた日のこの季節は特に。

 だいたい、中間ぐらいまで来ると下記の醸室(かむろ)の建物群の隣に出てまいりまして、そこからまた下流へ進むと、ここで一番大きくて見事な藤棚(10番)が雄姿を現しますね。おや~、白い藤もありや。

 その景色には誰もが感嘆、こりゃ凄いぞ~。おそらくこの町内会の自慢の藤の花に違いなく、脇の倉庫には〝川友会〟の文字がさりげなく。どうもお疲れ様です。いつもありがとう、と感謝。

食の蔵・醸室

このurl
〒989-6153 宮城県大崎市古川七日町3-10
駐車場:施設内10台、専用駐車場20台
 さて、せっかくなので「食の蔵・醸室」にも立ち寄ってみると、おや、どうやらみなさんここに車を止めて藤棚巡りをしているみたいですね。(駐車場案内の画像の下2つは状況から有料なんじゃないかと)。

 お昼なので、とある1軒にてラーメンとチャーハンをば頂きました。まあここは市役所にも近く、その職員さんがお昼にわんさか押しかけるようです~。

 蔵のような建物が並ぶ界隈を一周してみましたら、餅、蕎麦、ひっつみ、油麩うどん、お土産など、観光地的な施設がゾロゾロ。何気なく歩いていたら足元でニャ~の声がして、見ればブチ猫君だすな。

p.s.
 ちなみに、緒絶川を泳ぐコイは祭り期間の最初に放流されたもの。川の中にコンクリートで深い場所が造られているのは、水かさが少なくなったときの避難場所なんだと。(‥通りがかりのオジサンに教えてもらいました)。

 あと、先週末に〝ふじまつり〟が始まったというこの月曜日。なのに、もう満開が過ぎてしまったかのような花の勢い。気候の変化が激しい近年。この〝ふじまつり〟の運営も大変でありますね~。



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©東北を行け1505 , Update:2024/09/17