東北を行け
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龍上海本店

(赤湯温泉のラーメン)
山形県南陽市二色根6-18 TEL.0238-43-2952
赤湯辛みそラーメン 700円、 駐車場あり
 3月、赤湯温泉の近くの出身の知人から「行った方がいいよ」と、独特な言い回しで教えてもらった「龍上海本店(りゅうしゃんはい ほんてん)」にやって来てみました。

 と、幹線国道(R13)側の赤湯温泉街から西の南陽市中心部へ向うと、すぐに龍上海本店の看板を掲げる、何気ないお店が見えてきまして。で、お店を見つけたのはよいですが、なかなかUターンできず、町内を一周して戻り、やっと入店。

 それで、小ぢんまりとした店内は、大きな赤い丸テーブルが2つだけの、まさに中華料理店そのもの。その開店してすぐの店内は、先客のお客さん達が丸テーブルを囲んで黙って向き合い、ラーメンができるのを待って首を長くしているところでした。

 そこへわたくし、かろうじて丸テーブルの一箇所に空きを見つけて座り、丸テーブルを囲む会の仲間入り。え、注文(?)、そりゃ名物の「赤湯辛みそラーメン」なのっしゃ。
 して、待っている間、店の外を眺めていると、オカモチを持ったバイクに乗る板前さんのような調理用白服のオジサンが2人も戻ってきたので、出前も繁盛しているんだな~と。

 それからしばらく後、意外に早く出て来たラーメンは、スープの上面に3mmくらいの油膜が覆っており、その真ん中の赤い辛味噌の山が特徴的な、太ちぢれ麺の辛味噌ラーメンなのです。んと、あまり味噌らしくない味噌ラーメンで、ニンニクの風味が後々まで残る、結構うまいラーメンでございます。

 あと、油膜は最後まで攪拌(カクハン)せず、透明なまま上部に居座る、いつまでも熱々なラーメンなんですね~。寒い冬には、これが一番なんでしょう。

メモ)
 その後、テレビで紹介されているのを見たら、お店が新しくなって広くなり、また駐車場も増えているよう。そして辛味噌のレシピは、生ニンニクが7割で、それに地元味噌とトウガラシを混ぜたものだと。

 あと、夏は辛味噌付きの冷やし中華も出しているそう。
2019.07
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©東北を行け0403 , 19rw , Update:2024/09/17