東北を行け
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加登屋食堂

(羽根沢温泉のラーメン)
〒999-5205 山形県最上郡鮭川村大字中渡1312 TEL.0233-55-2084
中華そば 450円、みそラーメン 550円

 4月、羽根沢温泉の奥の広場「え、こんなところに食堂が‥」と思ってしまうシチュエーションの「加登屋食堂」へ、何を血迷ったのか突撃することになりましてね~。

 して新庄の北西、最上川の北の山中にある羽根沢温泉は、与蔵峠(よぞうとうげ)の登山口でもある山間の集落。が、来てみるとこれが思ったほどさびれた感はなく、明るい町にも見える小さな里なんですわな~。で、集落の奥には広場&無料駐車場(トイレ付き)があり、それを庭にするかのように数軒の旅館やお店が囲み、その中にこの加登屋食堂があったわけなのです。
 店内に入ってみると、外観のイメージとは違って程ほどに広い空間で。1Fはテーブル席、2Fに団体用広間があるようなんですね~。で、お決まりですが、壁には所狭しと(古い)有名人のサイン色紙が飾られておりましてね~。

 と、何を注文してよいか分らず、定番の中華そばを頼んでみますと、流石は〝定番〟、待つでもなく程なく出て参りましたのです。して、それは一見して普通のラーメンで、食べてみると魚だしの香りもありますが、いわゆる山形特有の鳥中華系の味が主で、ほんのり甘味も感じます。また独特な風味のメンマがアクセント。あれ、最初の不安はどこへやら、んー、意外とおいしゅうございましょ。

 まあ、わざわざ遠くから食べに来るほどではないのでしょうが、この近くに来たら、ここで食べても損はなし、の安くておいしい〝中華そば〟なのでありました。あ、ちなみに、やっぱり隣の加登屋旅館と同じ経営なのでしょうか。

 ‥余談ですが、向いの雑貨店にて、表に名物と掲げてある「みそまんじゅう」を所望いたしましたら、今日は取り寄せていないということ。残念。あれ? 取り寄せなんですか~。

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©東北を行け0504 , 18rw , Update:2024/09/17