東北を行け
蕪栗沼(かぶくりぬま)、突進レポ
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蕪栗沼

(大崎市)
宮城県大崎市田尻蕪栗字大沼 TEL.0229-39-1115
渡り鳥飛来地、寝ぐら入り
蕪栗沼 - 案内図蕪栗沼 - 沼の風景1
蕪栗沼 - 沼の風景2蕪栗沼 - 一群が飛んできた
蕪栗沼 - 二群が飛んできた蕪栗沼 - 三群が飛んできた
蕪栗沼 - 渡り鳥・寝ぐら入り1蕪栗沼 - 渡り鳥・寝ぐら入り2
蕪栗沼 - 渡り鳥がいっぱい蕪栗沼 - 黒山の鳥
 渡り鳥の飛来地で、最近、ラムサール条約に登録された湿地「蕪栗沼」にやって参りました。

 辺りは一面、広大な田んぼで、その沼は小さな小山田川の河川敷の一部。なので大体は堤防で囲まれ、一般道からも民家からも見えなく、更に天敵(キツネなど)のいる山や林からも遠いという、野鳥達の絶好の隠れ家になっているのです。

 ラムサール条約登録以降、にわかに脚光を浴び、朝の「渡り鳥の一斉飛び立ち」が有名になり、ツアー的なイベントも催され‥。が、わたくしも皆さんと同様、朝に弱く、見学したくてもそうはいかなくて‥。

 しかし、一斉に飛び立たなくても、夕方になると、ほぼ同時刻にガンやカモや白鳥達が飛んでくるに違いない、と妄想をめぐらせ(いや実際夕方飛んでいるのをよく見かけた)、夕方に突進してみたのです。‥あとで知ったところによると、それは「寝ぐら入り」というんだそうですね。

 あいにくの小雨の中(撮影に不向き)、今日の日没は16:20ですが、天気が悪いので16:00ぐらいかなーと予測して、15:00過ぎに北側駐車場に来てみると、人っ子一人おりませぬ。(‥後でオジサン一人来たる)。

 土手に上って沼(白鳥遊水地)を見渡せば、土手のすぐ下にいた鳥達が驚いてバタバタと飛び立ち、遠くには沼の中心部に残った鳥達がチラホラといるだけなのです。堤防に沿って池の中心に向って歩いてみたら、白鳥は遠くに泳ぎ去り、ガンやカモはサッと飛び立ってしまいます。そうなんです、嫌がっているのです。餌付けに慣れた渡り鳥とは違い、ここにいるのは野生そのままの渡り鳥なのですね。なので、そく退却、駐車場からの観察に致しましょう。

 だいたい15:30になると、いよいよショータイムの始まり~。クワッ、クワッ、クワッの泣き声と共に、編隊を組んだガンやカモが四方の空から押し寄せ始め‥。次第に空がゴマをまぶしたようになり、とんでもない様相へ。それは今までに見たことも、感じたこともない世界‥。

 更に圧巻だったのは、少し静かになった頃に、何かに驚いたらしく急に騒然となって、鳥達が一斉に飛び立ったのです。一瞬、沼の上に黒い雲が湧き上がったかのようになり、その後チリヂリのゴマ粒に変化致しました。あまりの光景に我を忘れ、一瞬撮影も忘れ。ふ~、これ以上、言葉では表現できませぬ。

 ここは凄い、世界に誇れる蕪栗沼です。誰にも教えず、そっとしておきたいものですが‥。
(11月末)

p.s.
 今日は北側の駐車場に入りました。北側から県道237を来ると堤防が見えてくるので、その堤防を走るように行くと目印(写真参照)の建物があるので、あとはそれに向って進むとよいです。現地で道を尋ねても目標となるものが無く、言葉では説明できないと思いますよ。

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