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観光突進レポート
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蔵元レストラン・せきのいち(一関の餅レストラン)
〒021-0885 岩手県一関市田村町5-42 TEL.0191-21-5566
団体席、個室もあり
もち膳 1260円、はっと膳 1260円
別棟に無料試飲コーナー、酒の博物館、初恋神社等あり
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雪降る12月、一関の街なかにある造り酒屋「世嬉の一(せきのいち)」内のレストランへ やって参りました。で、表通りから裏に回って場内の駐車場へ。と、そこには重厚な酒蔵がドデーンと建ち並び、その静けさが、師走で浮足立った私達の気持ちを落ち着かせ、平静へといざないます。
案内表示に従って建物群の奥へ行きましたら、広い中庭の先にお目当てのレストランがあり、建物は酒蔵を改装したらしくて天井が高く、上部には蒸気抜きと思われる小窓も見られます。室内はレトロ感あるシャレた雰囲気で、案内されたテーブルには中心部に南部鉄瓶を乗せた囲炉裏が設えてありました。
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メニューには「地酒、地ビール」が並び、食事は「餅、はっと、前沢牛のしゃぶしゃぶ」など。その中から、まあ定番の「もち膳」を頼んでみますと、それらはバラエティーに富むタレにくるまれた、丁寧に作られた餅各種でありました。食べてみましたら、やはり、つきたての餅はおいしゅうござります。
と、しばらくして店内に静かに流れていたクラシック音楽が民謡に変わり、奥からオジサンとオバサンが出て参りまして、当たり前のように餅をつき始めたのです。そしてお客さんに餅つきを勧めたりして、ワッショイワッショイと。
あと、観光バスでやって来た団体さんの食事は、家宝餅(かほうもち、果報餅と書くことも)のようで、静かに盛り上がっているようでございました。
メモ)
家宝餠(家宝団子も)は、この地域の風習で、餅の中に〝萩の小枝〟が入っていたら大当たりという、とてもめでたい行事なのです。子供達が当たりを出したくて餅を沢山食べ、飽きた頃にライバルのお爺ちゃんが「当ってだ~」と、隠していた小枝を差し出すのが習わし。(11月24日大師講の行事) |
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©東北を行け0712 , 17rw , Update:2024/09/17 |
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