秋田フキのある仁井田コミセン、開館
秋田市の仁井田地区コミュニティセンターが29日開館し、住民のスポーツやサークル活動の拠点となる。27日にセレモニーを行い、関係者41人が開館を祝った。
玄関前と裏手には同地区の特産である秋田フキの畑を設け、6月に開く「あきた大蕗(おおふき)まつり」などに活用してもらう予定。
八つの温泉宿を周遊する乗り合いバス「湯めぐり号」をリニューアル
仙北市の乳頭温泉郷の巡回バス「湯めぐり号」にラッピングが施されるなど外観が一新され、関係者約50人に30日、お披露目された。屋根に風呂おけを載せ、ブナの森をイメージした緑の車体に七つの温泉の四季をデザインした。1日から運行される。
新しい湯めぐり号は、同温泉組合に加入する7軒の旅館の女将(おかみ)がデザインを考え、従来の大型マイクロバス(27人乗り)にラッピングした。屋根の風呂おけは強化プラスチック製で、バスのナンバーも「1126(いいふろ)」に変えた。鶴の湯から蟹場(がにば)、孫六など各温泉を巡り、1日5往復する。乗車には宿泊客向けの湯めぐり帖(ちょう、1800円)か、1日限定の湯めぐりマップ(600円)が必要。
角館—乳頭直行バス、冬季初の運行 羽後交通、温泉客見込む
羽後交通(秋田県横手市)は、29日から仙北市の角館—乳頭温泉郷間について、1日1往復の直行バスの試験運行を始める。同区間の冬季運行は初めてで、主なターゲットは乳頭温泉郷を訪れる宿泊客。角館を周遊してもらい、利用増を図りたい考えだ。
あこがれの温泉、「乳頭」初の2位
リクルートライフスタイル(東京)の調査研究機関・じゃらんリサーチセンターが行った全国人気温泉地ランキングによると、「一度は行ってみたいあこがれの温泉地」として、秋田県仙北市の「乳頭温泉郷・水沢温泉郷・田沢湖高原温泉郷」が初の2位となった。
秋田で「蕗刈り撮影会」 観光PR「あきた観光レディー」をモデルに
「秋田おばこ」姿の女性がモデルの「蕗(ふき)刈り撮影会」が6月6日、仁井田地区のフキ畑で開かれる。
観光PR活動に取り組む「あきた観光レディー」の3人が、「かすり」と「もんぺ」を身に着けた「秋田おばこ」姿で、葉柄1~2メートル、葉の直径1.5メートルにもなる食用の「アキタブキ」刈り取りの様子を撮影する。
イベント担当者は「秋田に古くから伝わるフキ刈りとおばこ姿の女性の美しいコントラストを楽しんでいただければ」と参加を呼び掛ける。
開催時間は7時~8時。問い合わせは同協会(TEL 018-824-8686)まで。