被災者向けに入浴再開 黒崎仙峡温泉
震災によって休業していた陸前高田市広田町の黒崎仙峡温泉は今月から地元被災者向けに入浴サービスを始め、断水生活が長引く住民の身と心を癒やしている。
温泉は広田半島の南端にあり、目の前に太平洋を望む景色の良さが特長だ。震災による建物や湯の湧出に被害はなかったが、断水によってトイレやシャワーで使う水が確保できなくなった。
市から運営を委託されている、地元住民による黒崎温泉企業組合が再開に向けて努力。水は震災で営業を取りやめている地元豆腐店の井戸水をタンクで運搬して確保。1日から入浴できるようになった。
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