釣石神社(石巻市北上町)
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おみくじ「凶」はどのくらい?、県内寺社「一喜一憂せず、真摯に読んで」/神奈川
(こことは関係ないんですが‥)
2011年まであとわずか。正月には、例年多くの参拝客が神社仏閣に初詣に出掛けるが、一年の運勢などを占おうと、おみくじを引く人も多いのではないだろうか。おみくじを引いて「大吉」「凶」などの運勢に悲喜こもごもする姿はいわば新春の風物詩。その一方で、各寺社によって吉や凶の割合が違う、などという“都市伝説”も飛び交う。実際のところどうなのか。県内などの寺社に尋ねてみた。
例年三が日で計約250万人が詣でる鶴岡八幡宮(鎌倉市雪ノ下)。筒を振って番号の書かれた棒を出すおみくじと、箱の中に手を入れて引くハトのお守り付きの「鳩(はと)みくじ」の2種類があるが、それぞれの内容は同じ。1番から50番まであり、運勢と和歌が書かれている。運勢は大吉、吉など6種類あるというが、それぞれの割合については「答えられません」と同八幡宮。「おみくじとは神様からの言葉。吉や凶といった運勢に一喜一憂せず、書いてある言葉を真摯(しんし)に読んでほしい。ためになることが書いてあります」と強調した。
県内最多級の初詣客が訪れる川崎大師平間寺(川崎市川崎区)も同様の立場だ。おみくじの7種類の運勢の割合は明らかにしないものの「凶もしっかりと入れている。でも凶が出てもがっかりしないで、書かれている内容に注意して日々を過ごして」と話す。
寒川神社(寒川町宮山)では正月、通常のおみくじと、花言葉が書かれた季節のおみくじ「四季の花みくじ」を楽しむことができる。通常のおみくじは大吉、中吉、吉、凶が用意されているが、同神社もそれぞれの割合については「公表することはできない」とコメント。その一方で担当者は「『寒川神社で凶を引いた』という話はあまり聞いたことがありませんね」と意味深な言葉を残した。
一方で、東京都内にある浅草寺(台東区)は「吉と凶の割合が大体7対3くらいになっている」と明かす。また、同寺はホームページで「『浅草寺のおみくじは凶が多い』とよく言われますが、古来の“おみくじ”そのままです。また凶が出た人もおそれることなく、辛抱強さをもって誠実に過ごすことで、吉に転じます」などと記載している。
いずれにせよ吉や凶に一喜一憂しないことが大事、という姿勢は共通しているようだ。おみくじを引いた際には書かれている内容にも、より注目してみては?