“21年ぶり高値”よりも深刻な「国産ミカン」の構造問題
フルーツが不作になる要因は、ミカンに限らず、1つでなく複合的であるケースが多いです。
たとえば、2016年は一部の地域において梨の価格が高くなりました。これは雨が少なく、高い気温でうまく育たなかったことに加え、台風が直撃して実が落ちてしまったことが原因でした。
フルーツは工業製品ではなく、自然の中で栽培されるので、供給量と価格については予測が難しい部分があります。ただし、今シーズンのミカン不作は、2016年から“ある程度”予想ができていました。
ミカンは豊作と不作を交互に繰り返す特性を持っており、たくさん実をつけた「表年」の翌年は、あまり収穫ができない「裏年」となるのです。これを「隔年結果」といいます。
2017年は裏年にあたるので、冬に出回るミカンの量が前年を下回るのは想定内だったわけです。加えて、秋の天候不順や、老木の更新が思うようにできなかったことなど、複数の要因が重なったのが原因、と専門家は見ているようです。
「箱買いみかん」が傷まない保存法はコレ!
その方法とはズバリ!へたを下にして並べ、全部詰めたら最後に新聞紙を1枚のせ、涼しい所で保存するだけ。
みかん販売者も推奨していた!
和歌山のみかんを販売している「こやまみかん」さんによると…みかんのヘタを上にしたまま保存していると、みかんのヘタの重さで押し付けられたみかんの底はどんどん傷んでいくそうです。そのため、みかんの皮を剥くときに下の部分だけぶよぶよしたり、カビが生えてしまうのだとか。
「海水みかん」甘く実ったよ
気候や畑の地形などの条件にあわせて、15~17倍に薄めた海水を6月上旬から収穫直前の9月まで、年5回前後、木1本につき、約20リットルずつ与えるのが一番効果があると確認。糖度は通常のミカンとさほど変わらないものの、海水に含まれるナトリウム類が多く吸収され、味わいに深みがあるミカンが育つようになった、という。
栽培面積は、施設で2.5ヘクタール、委託栽培の農家が1.5ヘクタールの計約4ヘクタール。今年は生果で約50トン、加工用に20トンの計70トンの収穫を見込んでいて、生産額約1300万円を予定している。5キロ1300円、10キロ2500円(送料別)で地方発送も受け付ける。
注文などの問い合わせは多良岳作業所(0954・68・3311、FAX同3312)へ。
» 通販で買ったミカンが..... from 名物は旨い
楽天経由で買ったミカンを良く見ると、その中の一個が腐っていて、箱にまで白い粉と水分がついていたのだぁー。あぁーショック!一応、等級:秀を送って貰ったのだが......
(トラックバック時刻: 2005年05月06日 14:44)
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