青森りんご
/ 青森県の名物お土産青森市大字羽白字富田190番地4
リンゴの輸出 去年の7倍に
ことし収穫された国産リンゴの輸出量は、9月末の時点で去年の7倍以上に増え、この10年間で2番目に多くなりました。
青森県は「穏やかな天候に恵まれて出荷が早まったことに加え、円安の影響もあり、輸出が増えたのではないか」と話しています。
県によりますと、輸出されるリンゴの大半を青森県産が占めていますが、ことしとれた国産リンゴの輸出量は、9月末の時点で469トンと、去年の同じ時期に比べ、7倍以上に増え、この10年間で2番目に多くなりました。
特に、台湾向けの輸出が去年の20倍にあたる415トンに増えていて、全体の9割近くを占めるなど、台湾への輸出が全体の輸出量を大きく押し上げる形となりました。
果肉まで赤い…リンゴ「紅の夢」普及拡大へ
果肉まで赤いリンゴ「紅の夢」を売り出せ――。全国的なリンゴ生産地の津軽地方で、産官学連携でユニークな品種の普及拡大を図る動きが出ている。
「紅の夢」は弘前大学が研究、育成し、2010年に品種登録した。これまで藤崎町などの一部農家で試験栽培を重ね、今年11月から一般農家向けに苗木の販売が始まった。薄い紅色の果肉が特徴だ。
果肉が赤い品種として県内では、すでに五所川原市の「御所川原」が栽培されているが、酸味が強く、ジュースなど加工品での利用が主力。「紅の夢」は渋みがなく、「紅玉」と似た食感で生食できるのが売りだ。
ただ、「果肉が赤いリンゴ」にはライバルも多い。茨城県の果樹研究所は今月、同じく果肉が赤く食味も良いという新品種「ルビースイート」を発表したばかり。五所川原市も「御所川原」の後継種として生食できる「栄紅」の品種登録を申請している。
リンゴパワーはすごい!アメリカの有名ドクターも認める
リンゴにはやはりものすごいパワーがあるようなのです。まずリンゴの栄養分で有名なのは抗酸化物質。その抗酸化作用により、脳卒中や心臓病、糖尿病や癌などの慢性疾患になるリスクを下げるということが研究で分かっています。
夏、弘前で一足早くリンゴ狩り
青森県弘前市百沢の「岩木山観光りんご園」は、リンゴ狩りを楽しむ観光客でにぎわい、一足早くリンゴの味を楽しんでいる。
同園では約3ヘクタールに「つがる」など40種類、2000本のリンゴを栽培。現在は、小玉の青リンゴ「夏緑」と、甘酸っぱくさわやかな風味の「ビスタベラ」を収穫できる。ほかに、小さめの桃のわせ種「ちよひめ」も、もいで味わえる。
今年は降雪が多く一時生育が遅れたが、6月の好天や7月の雨天に恵まれ、例年通りに持ち直したといい、8月1日に開園した。
入園料は、中学生以上500円、小学生以下400円。
アルツハイマー型認知症の予防にリンゴジュース
リンゴジュースを飲むことで、脳内のアセチルコリン濃度を保つことができるのですが、このアセチルコリンの減少はアルツハイマー病と関連があるとされています。このリンゴジュースの効果はマウスによる実験で判明したのですが、研究者らは人間では成人で1日500mlのリンゴジュースで同様の効果が得られるだろうとしています。
県内3市場でリンゴ初競り
2010年産リンゴの初競りが4日午前、弘前市の弘果弘前中央青果(弘果)、板柳町の津軽りんご市場、五所川原市の五所川原中央青果の三つの産地市場で行われた。五所川原中央青果では、小玉傾向のため価格が前年と同額か若干下回ったが、弘果と津軽りんご市場では、夏果物の全国的な品薄の影響もあり前年を上回る高値が付いた。
(品種は、極早生種の夏緑、祝、花祝など)