いしる
/ 石川県の名物お土産石川県輪島市杉平町蝦夷穴65-1
石川県と言えば、日本三大魚醤の一つ
— お台所神田泉 (@odaidokorokanda) July 2, 2022
’’いしる(いわし)’’と’’いしり(いか)’’
後二つは
秋田県の’’しょっつる’’と
香川県の’’いかなご醤油’’
世界三大魚醤は、
日本からは秋田県の’’しょっつる’’
タイの’’ナンプラー’’
ベトナムの’’ヌクマム’’#石川県郷土料理#能登魚醤#いしり#いしる pic.twitter.com/wpt5PKJLmI
漁師が「いしる」3種類開発
古くから能登半島で作られている魚醤ぎょしょう「いしる」を、石川県七尾市の鹿渡島定置(酒井秀信社長)の漁師たちが2年がかりで完成させ、販売にこぎ着けた。
水揚げから加工・販売までを手がける「6次産業化」を目指す試みで、それぞれ持ち味の違う3タイプを売り出し、地域伝統の味覚を発信している。
いしるは、魚介類を発酵・熟成させた古くからの調味料。鍋物や煮物の隠し味として使われることが多い。秋田の「しょっつる」などとともに、魚醤として全国的に知られる。
完成させたのは「海しょうゆ『海幸かいこう』」。定番の「イワシ」や「イカ」のほか、アジやトビウオなどの珍しい魚醤の「鹿渡島ブレンド」の3種類で、いずれも1本(120ミリ・リットル入り)700円。通常のいしるは内臓などの余った部分を使うが、新鮮な魚やイカをまるごと使用。雑味のないすっきりした仕上がりで、塩分も市販のいしるより控えめという。
輪島の伝統魚醤「いしる」全国へ
石川県輪島市と地元商工会などは10日、流通大手イオンの中核会社で総合スーパーを運営する「イオンリテール」(本社・千葉市)と協力し、輪島の伝統魚醤ぎょしょう「いしる」の販売拡大を目指す「伝統輪島いしる継承協議会」を設立した。
イオンのネットショップでの販売を計画しており、協議会のメンバーは「流通大手の力を後押しに、いしるの名前が全国に広まれば」と期待を込めていた。
「いしる」はイワシやサバを発酵・熟成させた調味料で、濃厚なうまみが特徴だ。秋田県の「しょっつる」、香川県の「いかなごしょうゆ」と並んで日本三大魚醤のひとつに数えられている。春から初夏にかけて仕込み、秋から冬にかけて木樽の中で熟成される。使い道は鍋や野菜いため、パスタなど様々で、近年はイタリア料理の隠し味にも使われている。