最初にパリのコンクールで賞取らはった大徳寺納豆のチョコレートね。ああいう味が認められたのはすごいですな。
タイミングが良かったんやと思います。(京都の老舗料亭)菊乃井の村田(吉弘)さんとか、祇園のさゝ木さんとかがパリへ「うまみ」を教えに行きはった頃と時を同じくしてるんです。大徳寺納豆ってうまみの塊でしょ。
大徳寺納豆を使った「一休」という名のショコラに衝撃を受けて作り手を訪ねることにした。パティシエ エス コヤマのお店は兵庫県三田市にある。私にとっては長年のパリ暮らしから帰国して初の関西圏入り。新幹線からの乗り換え時に皆がエスカレーターで右立ちをしているのに遭遇して、いきなりのカルチャー・ショックである。
静岡の浜松にこれに似た「浜納豆」というものがあるらしく、今でも現役で食べられているんだとか。
大徳寺納豆、奈良漬などをお茶請けにするノリです。
ご飯のおかずのようなもんで甘くはないよと製造店のおばちゃんに言われました。
食べなれたらかなり癖になる珍味といっても良いかもしれません。
あれはアレで好きになってしまいますね。
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