次郎柿
/ 静岡県の名物お土産静岡県磐田市見付3599-1
ハウス次郎柿 出荷本番
次郎柿は果汁が少なく、堅めの果肉で、食感がシャキシャキとしていて甘みにはこくがある。同JA管内では区内の4人が約6千平方メートルで作付け。ハウスで栽培することで、露地の次郎柿に比べて出荷時期を早めることができる。ほかの産地との違いを出して生産者の所得向上につなげる狙いがある。
豊橋産次郎柿の柿ピー、油分減らしサクサク
二〇一九年五月に販売が始まった豊橋市産の次郎柿をチップスにしてピーナツと混ぜ合わせた菓子「豊橋ではこれが柿ピーです」がリニューアルされた。
「遠州森町次郎柿ワイン」販売開始
森町特産の次郎柿(治郎柿)を使用した「遠州森町次郎柿ワイン」が今年も出来上がり、同町一宮の小国神社で完成祝賀式があった。生産・販売二十一年目の今季は七百二十ミリリットル入りで約二千百本を製造。町内の酒販店など十五カ所で、一本千五百四十円で販売を始めた。
次郎柿は歯ごたえが良く、甘みが強い甘柿の最高級品。同町の前川唯一氏が次郎柿の中に特別早く熟する枝を発見し、昭和32年に「前川次郎」と命名し、全国で栽培されるようになった。
青柿そのものを漬物に
豊橋の特産品である次郎柿の中でも、出荷されない未熟な柿(青柿)を使用。青柿そのものの漬物は珍しかったが、試行錯誤の末、食感も楽しめる漬物を開発した。地元の特産品を広く知ってもらいたいという願いと、次郎柿を大切に育てる生産者の思いを込めた。
次郎柿をタイへ売り込め JAとぴあ浜松
JAとぴあ浜松(本店・浜松市東区)は十二月、タイとマレーシアに向けて特産「次郎柿」の輸出を始める。船積みを想定した真空包装による冷蔵貯蔵の食味試験で、現地商社から品質に一定の評価を得た。クリスマス商戦や春節(旧正月)向けの高級贈答品として売り込む。初年度は十トン、将来的には二十~三十トンの出荷を見込んでいる。
次郎柿 東南アジアで人気
豊橋産次郎柿が、東南アジアで好評を博している。独特のシャキシャキとした食感で、他の産地の柿と差別化。品質を武器に、豊橋市はさらなる販路開拓を目指す。
豊橋市は今年10~11月にかけて、タイとシンガポールの高級百貨店や大手スーパーなどで富裕層をターゲットに、豊橋産次郎柿を試験的に販売。果肉の柔らかい熱帯の果物を食べなれた人たちに、シャキシャキとした次郎柿の食感は新鮮な驚きだったようで人気を集めた。
甘みあっさり「次郎柿ワイン」
静岡県森町特産の次郎柿を原料とする「遠州森町次郎柿ワイン」が完成し、17日、関係者にお披露目された。
町内には次郎柿の原木がある。特産品で地域おこしを図ろうと、町商工会などでつくる「遠州森町次郎柿ワイン推進協議会」(山本充喜会長)が、大手ワインメーカーの協力で毎年造っている。
ワインは淡い黄褐色で、柿のあっさりとした甘みとほどよい酸味が特徴。今年は春先の凍霜害で収量が減り、製造は2800本と例年の約半分。町内18の酒販店などで店頭に並ぶ。1本(720ミリ・リットル入り)1298円。