フタバ(本社・熊本市) 元祖ふりかけ、地震で価値再認識
熊本のご当地グルメといえば「馬刺し」や「辛子レンコン」がおなじみだ。だが、ふりかけの「御飯(ごはん)の友」も外せない。
御飯の友は大正初期に誕生した。食糧難にあえぎ、日本人はカルシウムが慢性的に不足していた。
そこで、熊本の薬剤師の吉丸末吉氏は「魚を骨ごと細かく砕き、味付けして、ご飯にかければおいしいはず」と、「ふりかけ」に着想を得た。味付けには煎り胡麻やのりなどを用いた。魚の生臭さを消すための工夫だった。
ふりかけの起源は、大正から昭和初期にかけ全国数カ所で生まれた。御飯の友は業界団体「全国ふりかけ協会」(東京)から「元祖」だと“認定”された。
http://www.sankei.com/region/news/160817/rgn1608170004-n1.html
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