鳥取の松葉蟹
/ 鳥取県の名物お土産鳥取県米子市奈喜良248-4
水揚げ量3倍に回復、松葉ガニを守り育てる
カニ牧場は鳥取県沖の日本海、深さ約250メートルの海域5カ所に設けられており、面積は1万1320ヘクタール、東京ドーム2340個分の広さになる。牧場といっても、柵があるわけでもエサがまかれているわけでもない。高さ、横幅、奥行き各3・5メートルの立方体コンクリート魚礁を海底に沈めたカニの保護区だ。
松葉ガニは、計12回の脱皮を繰り返し9~10年で成体となり、寿命は約15年とされる。
ベニズワイガニ初競り コロナで去年より安く
鳥取県でベニズワイガニ漁が解禁され、14日朝に初競りが行われました。新型コロナウイルスの影響で平均価格は去年よりも2000円下がっています。
ベニズワイガニの漁獲量日本一を誇る鳥取県境港市の境港に隠岐の島の近海で漁をしていた船が朝に戻りました。台風の影響で、例年に比べて1週間ほど遅い初水揚げとなりました。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000193106.html
現地には「松葉ガニ一杯まるごと丼」っていうのがあるんですね。
中3の給食、生徒1人に特産のカニ1杯
ズワイガニの漁獲量日本一を誇る鳥取県岩美(いわみ)町の町立岩美中学校で30日、3年生97人の給食に脱皮したばかりの雄「若松葉がに」が1人1杯ずつ出された。
町内の子どもたちに地元の特産品を味わってもらおうと、町が前年の雌(親がに)に続いて企画。調理に手間がかかるため、卒業間近の3年生に限定した。
蒸したカニは体長約50センチ。地元では1杯500円程度から買える。「週に1度は食べる」と慣れた手つきの生徒もいて、食べ方を教え合いながら味わった。
鳥取港で県内過去最高10万円 松葉ガニ初競り
ズワイガニ(松葉ガニ)漁の解禁から一夜明けた7日、鳥取県内の各漁港で初競りが行われた。ことしは解禁日に水揚げがなかったため、この日が実質的なシーズンの幕開け。初日は1キロ当たりの松葉ガニ(雄)の平均単価は3021円(前年3760円)とやや振るわなかったが、鳥取港(鳥取市)では1匹のカニに県内過去最高の10万円の値が付くご祝儀相場となった。
松葉ガニ漁、出足好調 解禁1週間の水揚げ49%増
鳥取県がまとめたズワイガニ漁解禁後1週間の水揚げ状況によると、ズワイガニのうち、雄の松葉ガニの漁獲量は48.6トンと、前年同期に比べて49%増となった。
県水産試験場は「漁期前調査の結果から松葉ガニの水揚げ量を『前年を上回る』とした予測通りの出足」と指摘。「比較的小型のものも目立つが、今シーズンは期待できそう」と話している。
6日の漁解禁から13日までの水揚げ状況では、松葉ガニの漁獲量が昨年に比べて大幅に増加する一方、親ガニ(雌)は129トンと同11%減。水揚げ額でも松葉ガニが18%増の1億3994万円で、親ガニは1%減の1億5970万円だった。
県水産試験場は漁期前の10月に鳥取沖や島根県の隠岐北西沖などの水深200~400メートルの漁場を調査。その結果、漁場に生息する松葉ガニは昨年に比べて60%増、親ガニは49%増と推定している。
期待背にカニ出漁 境港
ベニズワイガニ漁の解禁(1日)を前に、日本一の水揚げを誇る境港市の境港から31日、カニかご漁船10隻が一斉に出漁した。初水揚げは4日以降の予定。
漁船は大漁旗をはためかせ、船体につないだ紙テープを握る家族らの見送りを受けて離岸した。
境港の年間水揚げ量は全国の半分を占めるが、資源保護のため、今季の割当量は4年連続で2006年漁期の9割にあたる9285トンに制限されている。一方で、水産庁境港漁業調整事務所によると、今年4月以降、小さなカニを逃がす穴がない網の使用など5件の漁業法違反が確認されているという。
水産会社などでつくる境港カニ水揚げ日本一PR実行委員会の大谷和三会長は「日本一の水揚げが維持できるのは、資源管理がなされてこそ。違法操業については業界全体で厳粛に受け止め、二度とないようにしたい」と話していた。