丹波篠山特産の黒豆をPR 台湾の見本市に出展へ
丹波篠山特産の黒豆を海外に売り出そうと、兵庫県の篠山市やJA丹波ささやま、黒豆卸の小田垣商店(同市立町)の担当者が22~25日、台湾・台北市を訪れ、現地で行われる「FOOD TAIPEI(台北国際食品見本市)」で黒豆をPRする。全国的な特産品である黒豆について、世界市場へ進出する足掛かりにしたい考えだ。
特産「丹波篠山黒枝豆」の販売解禁…兵庫・篠山市
兵庫県篠山市特産の「丹波篠山黒枝豆」の販売が5日、解禁され、名産品をアピールするイベントが市内や大阪、神戸で行われた。
市内では、黒大豆の耕作地約750ヘクタールのうち、枝豆用は約150ヘクタールで栽培。生産者でイベント実行委の澤田秀美委員長は「記録的猛暑でさやが付くのにばらつきがあり、心配したが、9月下旬から雨も降って寒暖差も出てきて実が膨れあがってきた。味は甘みもあり十分」と話している。
篠山市北新町の大正ロマン館前では、酒井隆明市長や農協関係者らが参加し、黒枝豆入りの「樽(たる)開き」をし、ゆでたての黒枝豆をカップに入れて乾杯し解禁を祝った。観光客らに振る舞われたほか、特設テントでは1キロ800円で初売り。観光客らは味見をしながら、次々と買い求めていた。
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