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萩の月
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萩の月
全国名物
仙台
/
クチコミ
菓匠三全・工場
宮城県柴田郡大河原町大谷字保料前18
菓匠三全・本社)
仙台市青葉区大町2-14-18
名称
:生菓子
原材料
:牛乳、卵、砂糖、小麦粉、還元水飴、乳製品、バター、麦芽糖、澱粉、グリシン、乳化剤、香料、膨張剤
賞味期限
:製造から12日(昔は7日だったけど)
萩の月
(仙台)
知人から「仙台に行ったら買ってきて」とリクエストされることもシバシバの「萩の月」。お土産でおいしいものを頂くことは稀であるが、これを買って帰れば(一部の偏屈人を除いて)ほぼ喜ばれること間違いなし。そんなわけで、現在ではこの商品の類似品「○○の月」がたくさん出回っていて、一つのジャンルになっている感もあるよね。
して、萩の月は一個ずつ重厚なパッケージに入れられており、それは高級感を漂わす。箱に描かれている美人絵は、あの「ロッテ小梅ちゃん」の作者、林静一氏によるものなんだそう。
箱から取り出し、包みを開け(自分の)儀式の〝匂い嗅ぎ〟をしてみたら、あら~、ゆで卵のような匂いがしてきたよ~。食べてみると、クリームパンのクリームに似たテイストだが、当然それよりも美味しいカスタードクリームの風味。
外皮のカステラ生地はしっとりとしていて、中のクリームと一体感をかもし出す。うん、何度食べても、おいしいのだよね~。甘さ控えめであっさりしているので「何個でも~」と行きたいところを、この高級感がわたくしにブレーキをかけるのである。
ただ、賞味期限が短いので、貰ったら早めに食べてしまおう。冷蔵庫で冷して食べてもよろし。
メモ)
萩の月は、当時人気だった「シュークリーム」と、最も高級品とされていた「長崎カステラ」を合体させるイメージで作られた。ただしカスタードクリームが日持ちせず、それを克服するためにエージレス(脱酸素剤*1)をも開発してしまったのだぞ~。
して、最初はそんなに売れなかったが、旅客機の機内食に採用されたのをきっかけに徐々に人気が高まり、ユーミン(松任谷由実さん)が深夜番組で「おいしい」と発言したのをキッカケに大爆発したのだと。
*1)
脱酸素剤を最初に食品に使ったのは、この「萩の月」。先代社長とその同級生による研究の成果。
追記)
萩の月は宮城県の大河原町の地で作られている。最近その工場近くにできた
売店
にて、この萩の月を含むアウトレット商品が販売され、人気を博しているそうな。
冷凍・萩の月)
冷凍でもおいしくて(わざわざ冷凍して食べる人も)、だいたい一か月ぐらい日持ちするそう。
©名物に旨いものあり
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, 24rw , Update:2024/10/15