島根・松江特産 めのは
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板わかめ (島根)
「板わかめ」は、主に山陰地方で食べられているもので、ワカメを水洗いして生のまま板状に干したもの。食べ方は、そのままか、フライパン等で炒ってご飯などにかけて食べるそうな。
もともと島根地方のワカメは、葉肉が薄くてその半面幅広く、柔らかいのが特徴なのだと。そのなかでも早春の柔らかい新芽を使用した板わかめが高級品なのだそうで、一番刈り、二番刈り‥と値段が段々下がって行くのだと。ちなみに出雲地方(島根県東部)では、ワカメの事を「めのは」と言うので、商品には「めのは」と書いてある物も。
そういえば「めかぶ」って、ワカメの根っこの部分なんだよね。「わかめ」→「めかぶ」って覚えよう。
匂いをかいでみると、おう、ほんのりと磯の香りがするね。まずはそのまま食べてみると、うん? これは板のりのような食感。また味は淡泊で、あまり存在感が無いようでもある。ふーん、これはカットワカメ等とは、全く違う食品であるね。もう少し袋から取り出しお皿に移してみると、かなり薄くて吹けは飛ぶような軽さなのであった。
少し食べたところではインパクトが薄かったので、今度は板わかめを大量に入れた味噌汁を食してみた。すると、パリパリの板わかめがシャキシャキのワカメに変身して、やわらかな磯の香りのする味噌汁になっていた。うーん、うまいね~。カットワカメより、ちょっと上品な感じかな~。
メモ)
「食べ方は以下のようにと‥」
・このまま、又は軽くあぶって、オヤツやオツマミに。ご飯にふりかけたり、おにぎりに巻いたり、お吸い物や味噌汁に
・お酒のおつまみ、お茶漬けには、醤油を少しかけて
・二杯酢、三杯酢には、軽く熱湯を通してから
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追記)
福井の「もみわかめ」にも似ているような。
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