信濃くるみ太鼓

（長野）

　これは”峠の釜飯”で有名な「おぎのや」で買ったクルミ饅頭である。申し訳ないが、名物なのかどうかは全然分らない。佐久地方の名産くるみを使用した「おぎのや」の自家製の饅頭で、「全国観光土産品連盟推奨品の逸品」だという。それを見て何も考えずに、ただ食べてみたいだけで買ってしまったのだった。

　ちなみに、長野県はクルミの生産量日本一で、全国の約75%を生産しているクルミの大産地なのである（2009年現在）。

　かぶせ箱のフタを開けてみると、そこは茶色の景色。で、その茶色の饅頭の上には、大きなクルミが一粒乗っかっているぞな～。というよりもくっ付いているぞ～。して、儀式の鼻接近をしてみれば、東京ひよ子系の甘い香りがしたよ。

　さてと、食べてみたら、中はこしあんがメインで、あんの中にシャキシャキのクルミの歯ごたえと香りが楽しめる。やっぱりクルミは、いい味を出してるね～。またそのクルミも、良いクルミだと思われる。ワタクシ事であるが、クルミゆべしだと胃がもたれるのだが、これだと大丈夫。えーと、まあだいたい普通においしいとも。あと、さらに付け足すと、やっぱり甘い、お茶が必要じゃよ。

　蛇足だが、これの胡麻バージョンを、どこかで食べた気がするような。あ、そうだ、ハチミツの風味も忘れちゃいけなかったし～。んー、思考が拡散してしまって、尻切れトンボは何処へ行く～ってが～。