名物に旨いものあり
パイナップルケーキ
Content
パイナップル・ケーキ
全国名物番外編 / クチコミ
メーカー:新東陽
原産国:台湾

名称:パイナップルケーキ(鳳梨酥)

:砂糖、小麦粉、パイナップルペースト、食用油脂(大豆を含む)、パイナップル果汁、バター、脱脂粉乳、卵、香料


賞味期限:届いた時点で5ヶ月強

パイナップルケーキ

(台湾)

 台湾の定番お菓子に「パイナップルケーキ」というものがあるらしく、なんでもそれがオイシイと。で、パイナップルケーキは、台湾では鳳梨酥フォンリイスーと呼ばれるお菓子で、パイナップル・ジャムとバターを練ったあんを、クッキー生地で包んで焼いたもの。

 それは台湾では、デパートからコンビニ、お菓子専門店まで、身近なところから高級店まで幅広い場所で売られているらしい。そしてまたそれぞれに味が違い、最近ではパイナップルケーキの域からハミ出しそうな、かなり個性的なものまで売られるくらいに。と、発祥は60年ほど前の台中のお菓子屋さんらしいけどね~。

 そういえば、前に食べた沖縄の「琉球酥りゅうきゅうすー」に、そっくりじゃの~。


 その中がスケスケに見えるパッケージ(昔の日本に多くあった)に閉口しながら開けてみると(*1)、中からお出ましになったのは四角くて肌色のカタマリじゃよ。そして、見た目よりなんか重いんだぞ~。

 で、その四角いパイナップルケーキの匂いを嗅いでみると、甘いクリーム系の香りが強烈に漂ってきた。して半分に切ってみたら、中は透き通ったジャムがつまっていて、食べてみれば、おう、これはおいしいクッキーじゃな~。それで、この商品の特徴なのか、パインの香りはあまりせず、ジャムもクッキーの一部のように物理的に溶け込み、食べれば素朴で柔らかく、優しいクッキーの味がした。

 最初は「なんだ、クッキーか!」と思ったが、食べるにつれ好きになっていくから不思議。

*1)
 実はこのスケスケの形態は、最近、あちこちの観光地で見かけるようになった。おそらく、台湾とか中国の文化に合わせたものだな~と。そう、中国では店に並べられているお菓子を勝手に開けて味見してよいと言うし。
©名物に旨いものあり1306 , 24rw , Update:2024/10/15