名物に旨いものあり
うす皮あんぱん
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うす皮あんぱん
全国名物東京 / クチコミ
製造者 メイカセブン(関口直喜)
東京都江東区大島7-2-1

名称:菓子パン
品名:うす皮あんぱん(小倉)

:小倉あん、グラニュー糖、水飴、小麦粉、ファットスプレッド、イースト、卵、食塩、ゴマ/香料、アナトー色素、(一部に小麦・卵・大豆・ごまを含む))/白ごま


★1個でなんと 631kcal
品名:うす皮あんぱん(こし)

:赤生餡、砂糖、水飴、小麦粉、ファットスプレッド、イースト、卵、食塩、ゴマ/香料、アナトー色素、(一部に小麦・卵・大豆・ごまを含む)/黒ごま


★1個でなんと572kcal

賞味期限:届いた時点で3日
保存方法:常温保存でなるべく早く食べる

うす皮あんぱん

(東京)

あんぱん  そのアンパンを見た瞬間、また一目惚れした。自分は食べ物には、よく目が効くのだ(と思い込んでいる)。と、それはアンコが薄皮のパンの中に、パツンパツンに詰まり過ぎていて、つい見入ってしまうほど。そう、そこでは甘党たちが思わず立ち止り、懐から〝がま口〟を取り出し、それを無防備にさらすのである。

 いやほんと、旨いかそうでないのかなんて考えることも許さない、そんな無慈悲なアンパンなのだよ。はい、ネット注文で一か月待ち(どうも、皆、引っかかったよう)。

 一月後、届いた箱を持って来た家人が、「重い、重い~」とやたらと騒ぎ訴えてくる。「そりゃ、ほぼアンコだから重いんだよ~」と応えるも、納得する様子はなく。で、「大げさだな~」と思いつつ自分も持ってみれば、あれ、本当だ、石のように重い。それは中身がアンコだとは思えないほどの、鉄のような重さなのである(ちょっと盛った)。


 そんなわけで、あんこ多すぎでいっぺんには食べられない。なので、いったん冷凍し、少しずつ解凍して食べて行こう。大きいので、夜に冷凍庫から冷蔵庫に移すと、翌日には丁度良いよう。

 と、その「うす皮あんぱん(つぶあん/上皮に白ごま)」はコンビニの四角いオニギリを、ひと回り大きくしたくらい。で、半分に切り分けてみると、画像で見て知ってはいたけど、やっぱりパンの皮がチョー薄い。まるで紙のよう。匂いはなんだかビミョーで、旨そうな匂いではないような。

 して、端から崩して食べてみれば、はん? それはかすにパンの香りのする、あずきあんの塊。んー、羊羹とも違うんだな~。でも、マンザラ悪くはない。甘さは現代風で強くはないけど、お茶は必要。まあ大体一人半分ぐらいがほど良いところか。

 翌日、こしあん(上皮に黒ごま)に挑戦してみたら、少し良き香りがしており、お茶が不要なほどの丁度よい甘さで、美味しいのよ~。特に変わった味ではないけど、洗練されたトレボンな餡。わしゃ、こっちの方が好き。

 いや、なんでしょう、パン生地は餡を守るために存在しているような。きっと、そうだ。そうに違いない。あとは、あずき餡のレシピの表示が無いのが、ちょっと気になるところ(詮索してしまう)。

追記)
 前に同じような景色を目にした。それはあじまん
©名物に旨いものあり2105 , 24rw , Update:2024/10/15