東北な温泉
温泉突進レポート

いちゑ

(仁賀保温泉)


〒018-0403 秋田県にかほ市三森字大苗代190 TEL.0184-37-2000

日帰り入浴はランチとのセット、1,000円~
食事付き入浴、宿泊
男女別(内湯1、露天1)
シャンプー・セッケンあり

 7月、日本海の海沿いの国道7号を行くと、その道沿いにあるちょっとシャレたたたずまいの旅館「いちゑ」にやって参りました。「いちゑ(いちえ)」の名前からして日本旅館をイメージしていたのですが、全然それとは違った外観で、しばし目が点。

 道中、内陸側から最後に小さな丘を越えて海沿いに出ると、その夏の日本海のすがすがしいこと~。何なんでしょうね~、このパラダイス感というか、オアシス感というか。また、木立ちの隙間から垣間見える狭い範囲の海でさえ、地球の丸みが分かるのが不思議なんです。
(宿泊)
 2F建ての2Fの部屋で荷をほどき、お風呂へ。あ、そうそう、中は和洋折衷の内装で、築20年とな~。

 同じ2Fにある浴場には、大きな内湯と、その外に小さな露天風呂が設けられてあり、今にも転びそうなオジイちゃんが1人、そろりそろりと入浴中なのです。おや~、見ればお風呂のお湯がオーバーフローしているではありませぬか。いや何でしょう、冷鉱泉だと聞いていたので、意外でビックリ。

 浸かってみればキレイなお湯で、匂いは〝地中から出て来たよ〟という香りがほんのりあり、肌触りは中性の感触ですね。はい、お湯の分析データを見るとどうかな~と思うお湯ですが、浸かるとマンザラ悪くはなく、案外良い温泉なんです。お客さんも少ないし、露天風呂からは海が(少し)見えるし、ほどよく気持ちようございました。このお湯で外来無しなんて、もったいない。

 ‥すぐそばの棒の先に止まっているカラスも、口を開けて夕陽を眺めておりましたのです。

泉質:単純温泉 低張性中性冷鉱泉 源泉:牛ノ浜温泉 21.1℃ pH7.9

ナトリウム 26, カルシウム 15, 塩素 33(平成18年分析) 加水・加温・循環・塩素消毒あり






 夕食はご覧の通り、刺し身の舟盛りが一人ずつに付くなど、豪勢なビジュアル(岩生牡蠣だったのをアワビの醤油煮に交換)。また、食べてもおいしくいただけました。んー、んと、コンパクトで種類多し、ってな感想です。

 翌朝の朝食のオカズも種類が多くて、画像では小さくて見えませんが、イカの塩辛と明太子だけで、ご飯が一膳頂ける感じ。

 あなた~、ダイエットは諦めて下さいまし~。

p.s.
 広い部屋なので、布団はエアコンの風から離して敷いた方がよいでしょう。
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©東北な温泉1507 , Update:2024/09/17