東北な温泉
温泉突進レポート

黒湯温泉

(乳頭温泉郷)
〒014-1201 秋田県仙北市田沢湖生保内字黒湯沢2-1 TEL.0187-46-2214

入浴 600円
入浴、食事、宿泊
冬季休み
内湯(男女別各2、混浴1)、露天(男女別各1、混浴1) シャンプー・セッケンなし

 6月、乳頭温泉の最奥部の宿、その名も凄い「黒湯温泉」にやって来ました。と、乳頭温泉のメイン坂道から脇道に折れると、そこからのブナ林がとってもきれいで、まるで天国へでもいざなうトンネルのよう。

 で、その先、山中の高台の駐車場に着くと、遠くに見える山の中腹に湯煙が上っているのが見え、うぉ~、何だか凄いぞ~と。して、宿に向う坂を下り行くと、宿の上方に硫黄泉の湯畑が見え、また宿の屋根々々も秘湯の雰囲気バツグンでございましたのです。
 それから、それらしい建物の一つで受付を済ませ、キョロキョロと辺りを見回し、どうしようかな~と。で、その建物が不規則に連なる施設は、上方に混浴浴場(内湯+露天風呂)、下方に男女別浴場(内湯+露天風呂)が設けられてあり、上方の混浴はどんなものかを確認するだけにして、下方の男女別浴場へ。

 と、途中、宿の中庭に大きな湯畑があり「キケン立入り禁止」の立て札が。するとそこにはブックブックと硫黄の温泉と硫化水素が湧き出しており、そこを通る誰も彼もが、その煙りに襲いかかられましての~。いや、本当にキケンを感じる一帯ですラ~。見ると、その湯畑からは下の浴場へ、木の樋で温泉が引かれておりますね~。

 それから下方の浴場に入ってみますと、そこはすぐに脱衣所で、そしてまた隔てる物も無く、すぐに浴室に。と、この内湯が見事なまでの青白い硫黄泉で、また小さな湯ノ花が舞い、その硫黄臭を嗅ぎながら、とうとうと注がれるお湯に浸かると、もう最高で、何も言うことはありませんな~。

 して、その外の露天風呂では、浸かってはあがり、景色を眺めては、また浸かり、そんなひと時を。うーん、ええの~。ここは乳頭温泉では鶴の湯に次ぐ、第一級の硫黄泉ではないでしょうか。

 んと、昨日から乳頭温泉郷の硫黄泉に浸かり、肌がツルツルになっていたせいか、酸性のお湯なのに、肌触りがスベルように感じました。気泡のせいかな~。

泉質:単純硫黄泉(硫化水素型) 低張性弱酸性高温泉 源泉:黒湯下 51.8℃ pH5.6

ナトリウム 6, 塩素 3, チオ硫酸 4.3, 遊離二酸化炭素 109, 遊離硫化水素 10.2(平成26年分析) 加水あり




2枚混浴、中庭、2枚男湯の順
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©東北な温泉0906 , 19rw , Update:2024/09/17