東北な温泉
温泉突進レポート

ホテル アップルランド



〒036-0114 青森県平川市町居南田166-3 TEL.0172-44-3711

入浴 500円
入浴、休憩(別途料金)、食事、宿泊
男女別(内湯2、露天2、サウナ1)、貸切風呂2、りんご風呂は季節限定
シャンプー・セッケンあり

シャワートイレ

 10月、弘前市の東隣り、平川市の町の中にある宿「ホテル・アップルランド」にやって参りました。と、宿は鉄筋コンクリートの大きな建物で、屋上には「りんご大観音」がお客さんを歓迎するように立っておられまして。また、庭のあちこちにリンゴの木が植えられてあり、その実りがもぎたくてしょうがない今日の秋の日、そんなシチュエーションになっておりましてね~。

 で、秋の青森は周辺の旅館はどこも満員で、やっとここに空きを見つけて。
(宿泊)
 さて、部屋にて荷をおろし、浴場へと突進。して,3ヶ所ある浴場のうち、メイン浴場らしい苹果の湯(*1)に向ってみますと、その浴場には3つくらいの内湯と露天風呂とがあり、外の四角い露天風呂には、沢山のリンゴがプッカンプッカンと浮いておりますね~。

 で、先客のオジサンが「このリンゴ、匂わん!」と関西系のアクセントで話しかけてきましたが、私めが嗅いでみると、ちゃんとリンゴの香りがプンプンと致しまして。いや、なんか話がしたかっただけのようで、東北弁が聞きたいのかとも考えながらも標準語で応えておきましたのっしゃ。

 ‥よくテレビやなんかで「方言で言ってみて」という司会者などがおりますが、私共は「言え」と強制されるのがイヤなのです。自分からサービスで話すのはいいのですけどね~。

 それで、お風呂は大ざっぱにいうと、外の露天風呂が一番源泉に近い感じで、肌触りがヌルヌルとしており、注ぎ口では多少温泉の匂いがし、湯船ではかすかに石油系の匂いがするもの。あと、夕方で薄暗くて無色に見えましたが、意外と多くのお湯がオーバーフローしておりました。

 ‥そうそう、女湯のリンゴ風呂には、誰かがかじったリンゴが1つ、たいそう目立ちながらドンブラコと浮いていたそうで、それが静かな騒ぎを巻き起こしていたそうなんです。

*1:苹果の湯(ひょうかのゆ、ひょうか=リンゴの実、苹果:リンゴの中国語表記、へいか)

泉質:ナトリウム-塩化物泉 低張性弱アルカリ性高温泉 源泉:アップルランド南田温泉 三号泉 51.7℃ pH8.5

ナトリウム 907, 塩素 1311, 炭酸水素 178, メタケイ酸 173(分析日:平成15年)



 宿泊したプランでは、食事は食堂でのバイキング形式で、大体ヘルシー系の料理を腹八分目で終了。朝食も同じ印象ですね~。

 と、これが食事会場の7割方を占めたのが、中国からの団体さん。

 あと、部屋の冷蔵庫にリンゴが1つ(甚八りんご)、テーブルには包丁1つ。それで4つ割りにして種をとって皮のまま食べてみると、これが旨し。酸味、甘味、コク、申し分なし。リンゴジュースは別途入手。いや、本場が勧めるほんまもんは旨いですな~。



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©東北な温泉1010 , 19rw , Update:2024/09/17