東北な温泉
温泉突進レポート

広田温泉

(五所川原)
〒037-0023 青森県五所川原市大字広田字下り松111-1 TEL.0173-34-6385

入浴 320円
入浴のみ
男女別(デカ内湯1、水風呂1)、家族風呂(別棟)
シャンプー・セッケンなし

シャワートイレ

 10月、五所川原市街の南外れ、駅前でもないのに駅前広場のような広い敷地と共にある「広田温泉」にやって来ました。時はお昼を過ぎたばかりの頃、駐車場の車の数から、既にお客さんがチラホラといるようす。

 して「温泉好きが多いな~」とつぶやきながら突進すると、玄関前でK自動車のオジイチャンに追突されそうになり‥、お互いによけないことから、私も青森のオジイチャンも頑固であることが判明す。
 で「え、なんでこんなに広いの~」と思える玄関ホールにて受付を済ませ、浴場へ。と、そこは脱衣所の全面の透明ガラス戸から浴室が素通しに見える、明瞭セキュリティーシステム。見ると、真ん中にある大きなお風呂にザザザーッとお湯が注がれ、四方からドドドドーッと大量にオーバーフローしていて。うぉー、これはホントーに、凄いデスゾー。

 して、はやる気持ちを抑えつつ、ちゃんと服を脱ぎ、掛け湯をバシャバシャッとかぶって、お湯に飛び込んでみます。と、それは褐色に色付く透明のもので、肌触りがツルツルとし、注ぎ口ではかすかにビニール臭がしますが、湯船では匂いの無いお湯。いや~、このデッカイ湯船に、ゴージャスな湯量、そして響き渡る水音。もう何も言う事はありませぬな~。

 そんな温泉に恍惚となりながら浸かっていると、突然背後から激しい水音が聞こえ‥、振り返ると地元のオジイチャンが打たせ湯をしているところ。いや~、その勢いのすごいこと~。まるで消防自動車が放水するくらいの水勢で(盛ってるな~)、素人には真似のできない、とても信じられない打たせ湯なのです。‥で、気が付くと、口をアングリと開けてそれを見ているオジサンが一人、ここに。

 それから、奥の壁下にもう一つ湯船があり、別のオジイチャンが普通の顔としぐさで浸かっていたので、自分もと。はい、ご察しの通り、これが水で。‥んー、サウナも無いのに~。足を湯船の中に一歩踏み出して固まった彫刻、出来上がり。

泉質:ナトリウム-塩化物泉 低張性弱アルカリ性高温泉 源泉:広田温泉 43.9℃ pH7.8 動力揚湯

ナトリウム 1623, 塩素 2398, 炭酸水素 350, メタケイ酸 154(分析日:平成21年)


宿泊は五所川原市ホテル一覧
©東北な温泉1110 , 18rw , Update:2024/09/17