東北な温泉
温泉突進レポート

金太郎温泉

(五所川原)


〒037-0015 青森県五所川原市大字姥萢字桜木299-1 TEL.0173-34-7715

入浴 320円
入浴、休憩(広間別途料金)、食事持込OK
男女別(内湯1)、家族風呂、閉鎖中サウナ
シャンプー・セッケンなし

 10月、五所川原の南の町外れ、西日で影になった岩木山を眺めながら参りますと、田んぼと住宅街のせめぎ合う辺りにある静かな館「金太郎温泉」にたどり着きました。んと、道の手前から金太郎の看板を見つけて近づくと、そこは「食乃館 金太郎」という食堂で、温泉施設はその奥にある感じになっておりまして。
 中に入り、靴を脱いだりしてモサクサしていると、奥の受付でこちらの奥さんが「どうぞどうぞ」みたいな感じで、頭をペコリペコリとしながら促すのです。「はは~」と私もその波長に乗りながら突進し500円玉を指し出すと、なんと券売機システムになっておりまして、なんだか調子が狂いましたのです。

 で、何とか受付を済ませ、同階奥の浴場へ参ります。して、脱衣後、浴室に入ると、脇の方から「いらっしゃいませ~」の声が聞こえ、ありゃっと目を向けると、ここのご主人と思しき方が、ペコリと頭を下げながらご自分の体を洗っているようなんでありまして。んー、どういうこと~。

 さてと、浴室にはだいたい中小2つの湯船が設けられ、どちらも大量にお湯が注がれ、それがそのまま流れ出るように勢い良くオーバーフローしています。と、お湯は褐色に色付いた透明なもので、注ぎ口ではほんのりビニール系アブラ臭があり、湯船全体ではほぼ匂いの無いものになっておりますね~。あと、肌をこすると、ヌルヌルする感触がありますぞ~。

 その後、ふと露天風呂のことが頭をよぎり、すっくと立ち上がって奥のドアの外を眺めると、そこには昔あったと思われる露天風呂の跡が。そして、あれ~、その先にはヨーロッパのお城を模したハリボテ風建物(大人なら大抵の人がそれと分かる)、例の館が建っているのでございました。‥最初の建物写真(右上)の後ろに写っとりますがな~。

泉質:ナトリウム-塩化物泉 低張性弱アルカリ性高温泉 源泉:桜木温泉 45.4℃ pH7.8 225L/min 動力揚湯

ナトリウム 1361, 塩素 1943, 炭酸水素 462, メタケイ酸 166(分析日:平成15年)


※2013年に源泉を変更したみたいなので、ちょっと変わっているかも。

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©東北な温泉1110 , 18rw , Update:2024/09/18