東北な温泉

なりや温泉


なりや温泉

(湯ノ沢温泉郷)
なりや温泉 - 施設の外観1なりや温泉 - 施設の外観2 〒038-0101 青森県平川市碇ヶ関西碇ヶ関山1-16 TEL.0172-45-2228

入浴、宿泊
男女別(内湯1)混浴1
シャンプー・セッケン無し


※2011.02 休業→その後、閉鎖

 7月、夏の強い日差しに照らされて、青森から秋田へ向かう県境の一本道(R7)を車で南へ。と、ガガガガッとタイヤ音(結構、道が削れていて‥)を響かせながら行くと、その県境付近に湯ノ沢温泉郷の看板と共に脇道へそれる入口あり。して、慌ててカジを切り細道へ突入致しますれば、すぐに「湯ノ沢温泉」に到着です。

 が、あれ、カーテンが閉まっており、なんだか休業しているふうで、ガーン。でもまあいいやと先へ進めば、すぐに「なりや温泉」に到着しまして‥。で、こちらは宿の前やら道端やらにたくさんの車が止まっており、にぎやかに営業していて、一安心。ちなみに、そのまた先には、秋元温泉というところもあるんですけど~。
 さて、中に入り受付を済ませると、2つある浴場が受付を正面にして左右の奥に分かれており、今回は左奥の男女別の浴場の方に浸かることに致します。

 して向かった、一段下りるような造りの浴場には、既に3人のお父さんが入浴中で、2つあるカランが超満員。で、奥に横たわる湯船には、黄緑色に白濁した硫黄泉がなみなみと満たされ、その端の切込みからお湯がトロトロと溢れ出しているんですね~。と、湯船の大きさにして投入量が多いとは言えませんが、まあ、そんなに悪い気は致しません。

 それからドボンと浸かってみれば、それは鉄とクレゾール系アブラ臭と硫黄の香りが絡み合う、まことに個性的で強力な温泉で‥。そうですね、中性から弱アルカリ性くらいの肌触りに感じましたけど~。

 そして湯上り後のこの暑い夏、肌のムシムシがとっても辛ろうございましてね~。男湯の方は、窓を開けるとすぐに至近距離で玄関前の駐車場があるもので、大ぴらには開けられないんですよ~。いちおう、反対側の混浴の方も覗いてみましたが、なんだか同じ源泉には思えない色合いのお風呂になっておりましたです。いやもう、グロッキーで入れず‥。

 ‥まあ写真で見ると意外と近代的に見えますが、案外そうでもありません。あ、そうそう、駐車場って、宿の裏にもあるようです。

泉質:含黄泉-塩化物泉 高張性中性高温泉 源泉:なりや温泉 51.0℃ pH7.0 28.8L/M

カリウム 375, ナトリウム 3920, カルシウム 589, 塩素 7090, 炭酸水素 734, メタケイ酸 160, 遊離二酸化炭素 167, 遊離硫化水素 34.0(分析日:かなり昔) 源泉掛け流し

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