東北な温泉
温泉突進レポート

高増温泉 不動乃湯

(板柳町)


〒038-3635 青森県北津軽郡板柳町大字大俵字和田422-3 TEL.0172-77-2155

入浴 450円
入浴のみ
男女別(内湯1)
シャンプー・セッケン無し

 10月、弘前と五所川原の中間辺りの板柳町の、田んぼと民家とメッタリと成ったリンゴ畑を通り抜け、なかなかの異様な姿で待ち構えていた公衆浴場「高増温泉 不動の湯」にやって参りました。うにゃ~、商店街のような、その家屋のくっつき具合がなんとも。それで、中に入って料金を払うと、元気のよいお爺ちゃんが応対してくださいましたのです。

 ‥帰り、玄関脇のザクロの木に、大小の実がおいしそうに成っているのを見つけ、それが妙に気になってしまいましてね~。何ですか、たいそうトレボンに見えるんですよ、ザクロって。
 さて、玄関ホールの正面奥にある浴場に向ってみると、そこには結構広い脱衣所があり、その先にはガラス戸を隔てて浴室が見える「青森ニコニコ セキュリティー システム」を備える構造に。はい、それは私が勝手に名付けたんですけどね~。

 もとい、浴室にはかなり大きな湯船が設けられており、それは長いのと半円がくっついた奇妙な形の湯船で、まあ普通にその両方に浸かってみたくなるのが人情ですがな~。

 そして浸かってみると、お湯はちょっと褐色に色付いた透明なもので、またヌルヌルする肌触りがあり、石油系の匂いになろうとしてなりきれない複雑な匂いがしているみたい。あと、湯量がとても豊富で、大きな湯船一面からサワサワとオーバーフローさせておりまして、すこぶるベリーグー、サイコーでございます。

 あ、そうそう、カランも温泉でしたね~。それと「不動の湯」ということなので、奥の壁の前にいるのは「お不動さま」なのでしょうか。して、その位置とお風呂の形、もしかして何か意味が(?)。自分にはパターに見えるんですけど~。

泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 低張性弱アルカリ性高温泉 源泉:高増温泉 2号泉(再) 43.3℃ pH8.4

ナトリウム 295, 塩素 355, 炭酸水素 219, メタケイ酸 125(分析日:平成16年)


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©東北な温泉1010 , 19rw , Update:2024/09/17