東北な温泉
温泉突進レポート

休暇村裏磐梯

(北塩原村)


〒969-2701 福島県耶麻郡北塩原村桧原小野川原1092 TEL.0241-32-2421

入浴 800円
入浴、食事、宿泊
男女別(内湯1、露天風呂1、サウナ1)
シャンプー・セッケンあり

 4月、猪苗代湖から北へ向かい、磐梯山の東を回るようになだらかな坂道を行くと、そこは大小の湖沼を散りばめた裏磐梯高原。と、今日はその一角にある豪奢な観光ホテル「休暇村 裏磐梯」にやって来ました。で、春の裏磐梯の山々は、まだ雪をかぶったままですが、平地部分は雪が少し道路脇に残る程度で、ほとんどが穏やかな春の気配。

 あ、そうそう、玄関に貼ってあった昼食メニューが少し気になったので、このページにも貼り付けておきましょう。見てくだされ、馬かった丼定食に、山塩ラーメン、会津地鶏カレー、蕎麦打ち名人「和田」さんによる手打ちそば‥とかでしてね~。
 さて、受付を済ませ、奥の浴場へ。と、途中から何だか一段高くなっており、そこから先は土足禁止で。はい、もしかしたら私のようなオッチョコチョイなお方がいて、間違わないかな~と思って書いておきました。

 それから、長い廊下のようなラウンジを行けば、その途中に浴場入り口があり、入ってみると中はロッカー付きの脱衣所が広くて、良い感じ。

 で、浴室には寝湯とハーブ湯と、窓側にメインの少し大きな湯船が設けられていて、そこにドボンと浸かるとサワサワッとオーバーフローするような、そんなお湯の張り具合い。して、お湯は無色透明で、源泉自体に匂いはなく、茶色成分(鉄)のせいか、肌をこするとちょっとグリップする感触で「循環濾過・加熱・消毒」の表示通りなんざましょ。

 次、外に出て露天風呂を前にしてビックリ、なんとそこには予想外に茶色に濁ったお湯をたたえるお風呂が。またそれは、湯量は少ないですが、ちゃんとオーバーフローしており、周りの床などには茶色の析出がビッシリと。で、浸かってみたら、あら不思議。色以外は内湯と同じ感触のお湯でして。そして、注ぎ口のお湯がぬるいところをみると、ぬるい源泉を注ぎ、どこかで加熱しながらオーバーフローさせているみたいなんですな~。

 まあ普通なら、加熱している場合、お湯が冷めにくい内湯の方を掛け流しにするものですが、スケール(湯ノ花)が凄くて床面に析出ができるので、仕方なく露天の岩風呂をそうしたのでしょうか。

 この早春の午後、露天風呂には自分、内湯はマンガを読むオジサンが専有し、暫く〝のほほん〟とさせてもらいましたのです。

泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉 低張性弱アルカリ性高温泉 源泉:磐梯高原 休暇村温泉 43.6℃ pH7.5 21L/min 動力揚湯

ナトリウム 388, カルシウム 99, 硫酸 640, 炭酸水素 442(平成22年分析)どちらも塩素臭あり



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©東北な温泉1404 , 19rw , Update:2024/09/17