東北な温泉
温泉突進レポート

御とめ湯り

(土湯温泉)


〒960-2157 福島県福島市土湯温泉町字見附32-1 TEL.024-563-7373

入浴 850円
入浴、休憩(広間無料)、軽食(パン)、宿泊
男女別(内湯1、露天1)貸し切り
シャンプー・セッケンあり

 8月、今日の福島市は最高気温が36℃と報じられる、たいそう暑い、ちょっと薄雲のかかった夏の日。そんな中、仕方なくやって参りましたは土湯温泉に新しくできた施設「御とめ湯り(おとめゆり)」。で、入浴料が、無料入会すると安くなるということで、イヤイヤ入会して突進いたしや~す。あ、靴は入り口にかけてある黒いバッグに入れて館内を行進するの巻~。まあ、ここは民営なわけで、シャレた感じにしたり、いろいろと頑張っていらっしゃいます。

 と、下界の福島市内のお昼前の気温が33℃で、そこからこの安達太良山の中腹(標高470m)にある土湯温泉へ来てみれば、30℃。はい、それほど暑くはございませぬぞ~。
 さて、浴室はフロント階の奥にあり、その更に奥の少し下がった所に広間がある造り。で、浴室に入ってみましたら、そこは案外広い空間で、窓側には大きな四角い内湯が設けられ、そこではお爺ちゃんが一人、静かに入浴中。

 あと、外には中くらいの大きさの露天風呂がしつらてあり、それは青々とした草木に囲まれ、マンザラでもなく。で、その木枠の露天風呂に身を沈めると、周りの自然と一体と化し、湯船に注ぐ水音をメインに、そのバックではセミの少合唱、そしてそよ吹く風。はい、夏の温泉もなかなかオツなもの~。へばりついていたネットリ汗も流れてスッキリとし、そして意外にここ土湯温泉は涼しゅうございますね~。

 ‥夏は、朝風呂代わりに入る、午前中の温泉がいい感じ。

 そして、お湯は無色透明で匂いは無く、湯船にはちゃんとシャバシャバとお湯が注がれ、掛け流されております。まあ、縁から水面が低く、一見かけ流しになっていないように見えるのが玉にキズ。それと、分析表からすればアルカリ性のヌルヌルする肌触りの筈が、中性のようなペタッとくっ付く感触になっており。んー、カルシウムが多いわけでもなく。なぜだ、なぜなんだ~。

 あ、そうだった、温泉は生き物、その日によって変化するもの~。また、混合泉だし、いろいろ要因は複雑~。

泉質:単純温泉 低張性アルカリ性高温泉 源泉:土湯温泉(2・16・17・18号泉の混合泉)65℃(中継槽) pH8.5

ナトリウム 112, 硫酸 126, メタケイ酸 158(平成29年分析)



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©東北な温泉1908 , Update:2024/09/17