東北な温泉
温泉突進レポート

信夫温泉のんびり館

(福島市)


〒960-2251 福島県福島市桜本木通沢4番地 TEL.080-5080-3131

入浴 700円
入浴、休憩(広間無料)、食事、宿泊
男女別(内湯1、露天風呂1)
、貸切渓流露天風呂1(別料金)
シャンプー・セッケンあり


※2018.06 日帰り温泉不可に

 8月、福島市街から西の吾妻山へ向かうと、高湯温泉へ上る途中の山腹にポツンとある宿「信夫温泉(しのぶおんせん)」へやって参りました。その県道の坂道から案内に従い脇道に入りましたら、すぐに大きな駐車場があり、そこから深い谷川を隔てた対岸に宿がある、頼んでもなかなかない、そんなジオグラフィーなのです。

 して、対岸へは意外に立派な吊り橋が架けられており、それが宿の玄関へと導く趣向に。その橋を支える鉄のワイヤーや、錆び止めに塗られた黒いグリースなどが、間近で見られるせいか生々しく感じられ、うぉー、なんだかアドベンチャー感、いっぱい~。
 受付を済ませ、奥の渡り廊下を行きましたら、すぐに露天風呂があり、そのまた奥の別棟にもう一つ、内湯がある陣形に。

 で、何はともあれ最初に露天風呂へと突撃致しましたところ、ありゃ、お湯が少ない。んー、湯船の縁から10cm以上低い位置に水面があり、思わず目がテン。期待しすぎていたせいか、首が突き出たまま体かたまる、でございます。ふと我に返り、気を取り直してお湯に浸かってみたら、それはかなりヌルヌルする感触で、匂いは無く、さっぱりした、ぬるめのお湯なのであります。

 その後、奥の内湯にも行ってはみたのですが、そちらも湯量が十分ではなく、浸かるのをやめてしまって。んー、この湯温だと、これが精一杯なのかも~。あ、そういえば、綿状の湯ノ花も舞っていましたっけね~。

 帰り、渡り廊下でトカゲと出会い、服の中にはいつの間にやらハッタギ(バッタ)が。宿の人の話では、渡り廊下をカモシカが歩いていたことがあったと。

泉質:硫黄泉 低張性アルカリ性高温泉 源泉:信夫温泉 35.0℃ pH8.6

ナトリウム 181, 塩素 126, チオ硫酸 2.4, 炭酸水素 232(平成17年分析)





ざるそば 800円

 んと、宿を出た後は更に山の方へ向う予定なので、こちらで昼食を。とりあえず夏でもあるし、自家製手打ち蕎麦を注文。で、出て参りました蕎麦は、機械裁断なのか整った切り口のかなり細いもの。それを麺つゆにつけて食べると、いやいや、普通においしゅうござりますな~。

 私がよく食べている山形の田舎蕎麦に比べれば、万人向けの、香りほどほどの蕎麦で、お値段的には、こちらは量がかなり上品でありまして。まあ、専門店でもないですし、しかたありませんけど。
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©東北な温泉1108 , 18rw , Update:2024/09/17