東北な温泉
温泉突進レポート

水沢石田温泉

(奥州市)
〒023-0073 岩手県奥州市水沢区寺領38-2 TEL.0197-24-5420

入浴 600円
入浴、休憩(広間無料)、食事、宿泊
男女別(内湯1、露天1、サウナ1)
シャンプー・セッケンあり

 4月、奥州市西部の畑と住宅がまだら模様に交わる風景の国道397号線を進むと「祭りだ、祭りだ」的に派手な入口で私達を歓迎するピンクの建物「水沢石田温泉」に到着いたしました。して国道から駐車場に入ると「あれ~、今日は休み?」と誰もが戸惑うシャッターのような壁が、モーレツにわたくしを迷わせましてね~。が、やがて「いや待てよ、車多しじゃな~い?」と気付き、ほっと一安心したのでございました。

 で、中に入りますと、春なのに福島の梨、熊本などで採れるバンペイユ等が、日常品とお土産品の中に混沌と置いてある、そこはとっても不思議な空間。と、それらが歓迎するように、訪れたお客さんの目を楽しませておりましたのです。
 券売機システムで受付を済ませて、浴場へ。すると、そこにはちょっとシャレた様相の大小の内湯があり、その窓の外にはドカーンと広がる畑と一般民家の景色。「ややや、開放的すぎ~、夜はどうなるのよ、いった~い?」という感じなのでありまして、女湯では絶句する女子が、後を絶たないそうなのです。

 さて、お風呂に浸かってみると、それは無色透明で塩素の匂いがあり、肌をこするとカルシウムのせいなのか塩素のせいなのか、キシキシとへばり付く感触がかなりありまして。また、お風呂の水面が縁からかなり低く、循環加熱であることは間違いありませんことよ。

 と、これがなんと、ドアの外に、このようなシチュエーション(源泉温度低し)ではあまり見かけない、露天風呂もございましてね~。恐れ入りましたでございます。

 まあでも、これはこれで、地元民の貴重な温泉浴場。また、案外珍しい高張性の強力な塩化物泉。まあまあまあ、お客さん、結構来ておりましたよ(5人ほどですけど‥、5人って結構多いのよん)。

泉質:ナトリウム-塩化物泉 高張性弱アルカリ性低温泉 源泉:水沢石田温泉(健康の湯) 39.8℃ pH7.6

ナトリウム 4590, カリウム 122, カルシウム 358, 塩素 7855, 硫酸 106, メタケイ酸 100, ラドン 0.85CI(平成23年分析) ヒ素が多いので飲泉禁止



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©東北な温泉1304 , 18rw , Update:2024/09/17