東北な温泉
温泉突進レポート

大船渡温泉

(大船渡市)


〒022-0002 岩手県大船渡市大船渡町字丸森29番1 TEL.0192-26-1717

入浴 430円
入浴、宿泊
男女別(内湯1、薬湯1,露天風呂1)
シャンプー・セッケンあり


※2014.07 営業開始

 8月、大船渡湾に面する崖の上、三陸では珍しくて貴重な温泉オアシス、待ちに待ったぞ~の「大船渡温泉」にやって来ました。何でも先月末に開業したとかの出来たてホヤホヤ、とっても初々しいたたずまいでしてね~。‥まだ、殺風景ともいいますけど。

 中に入ると、だだっ広いホールが太平洋側に向けて突き抜けており、その正面奥のガラス張りの向こうが大船渡湾。ふと見ると、脇のホールの壁にお風呂のノレンが掛けてあって手招きしているかのよう。で「はい分かりました」と入場へ。
 さて浴場には、源泉湯量からみて大き過ぎるような内湯湯船が正面に設けられてあり、右奥にもう一つ細長い小さな湯船も。それから窓の外には、細長い形の石組みの露天風呂も設けられております。して内湯ではお爺ちゃんが一人入浴中だったので、まずは最初に露天風呂へと。

 と、内湯も露天風呂も、お湯は無色透明で、源泉自体に匂いはなく(塩素臭はかなりあり)、肌をこするとベッタリとへばり付く、カルシウムの多い温泉でして。それと、内湯の小さい方の湯船だけは、源泉なのか薬湯なのか、青白く濁ったお湯になっており、何だか渋いような香りが。んー、こんな温泉は聞いたことがないので、やっぱり薬湯なのでしょう。

 まあ、お湯のことはこれくらいにして、ここに来たら、この絶景を楽しむべきと。してその大船渡湾に浮かぶ養殖イカダ。トントントンと軽いエンジン音を響かせ、行き交う船々。それらを眺めつつ海風に吹かれながら浸かる露天風呂は、とっても気持ちの良いもんです。もう最高、他では味わえませぬぞ~。

泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 低張性アルカリ性冷鉱泉 源泉:大船渡温泉 19.1℃ pH8.4 49L/M 動力揚湯

ナトリウム 492, カルシウム 329, 塩素 1310(平成21年分析) 加温・循環・消毒あり、加水なし
※温泉は掘ってしばらくはお湯が落ち着かない、とも申しますし、現在は分析表とは違ったお湯になりつつあるのかも~。



宿泊は大船渡ホテル一覧
©東北な温泉1408 , 18rw , Update:2024/09/17