東北な温泉
温泉突進レポート

つなぎ老人憩いの家

(つなぎ温泉)


〒020-0055 岩手県盛岡市繋字館市100-10 TEL.019-689-2901

入浴 500円
入浴のみ
男女別(内湯1)
シャンプー・セッケンなし

駐車場:向いの空き地に多数

※2024.03、閉鎖

 6月、大きな御所湖を約真ん中で分断するように架けられた橋の先、その御所湖畔のつなぎ温泉街のちょっとした裏通りに静かに建つ施設「つなぎ老人憩いの家」にやって参りました。

 で、向いの空き地へ車を止めると、大勢のお婆ちゃん達が道端のブロックに座り込んで、何やら楽しそうにおしゃべりをしながらたたずんでいるのが見えました。‥と、それからすぐ、すぅっと迎えの車がやって来て、すぅっとどこかへ連れ去ってしまい。いや、天界の方ではなく、地上界の方みたいですけど~。
 それから「あれ、何だか小さいな~」と思える浴場施設に入ってみると、中はガランとして静かなようす。そしてそこではオジサンが一人、徒然(とぜん)と番をしており、自分はやっと来たお客さんを演じて受付を済ませ、奥の浴場へと参ります。

 と、おや、入り口はノレンがかけてあるのみで戸は開いたまま。でも「まあいいや」と廊下をオバサンが通っても気にせず、そのままで。む(?)、オバサンも気にしてないみたい。

 それで、自分で浴場の電気を点け、薄暗がりの狭い脱衣所から浴室へ。すると、その小さな湯船にはチョボチョボとお湯が注がれ、隅の切込みからチョロチョロとオーバーフローして行き。で、湯船が意外に深く、ドボンと浸かるとシャバシャバと全面からお湯が溢れ出し。お~、なかなか気持ちようございます。

 して、お湯は少し硫黄の匂いがあり、またほんの少し白く色付き、肌をこするとスベスベするアルカリ性の硫黄泉。んー、これはなかなか良い湯ではありませぬか。午前中に来たおかげか、お湯もキレイで鮮度もよろし。

 ちなみに、女湯にはお風呂に温度計が浮いており、壊れているのか47℃を指していたそう。

 ‥あ゛~、電気消すの忘れたぞ~!

泉質:単純硫黄泉 低張性アルカリ性高温泉 源泉:つなぎ温泉混合泉の湯(至光の湯、新瑞光の湯の混合泉) 65.3℃ pH9.1

ナトリウム 163, 塩素 105, 硫化水素 1.1, 硫酸 200, チオ硫酸 2.4, ラドン 1.70CI(平成18年分析) 源泉掛け流し



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©東北な温泉1406 , 19rw , Update:2024/09/17