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アクアイグニス仙台「藤塚の湯」


アクアイグニス仙台「藤塚の湯」

アクアイグニス仙台「藤塚の湯」 - 施設の外観アクアイグニス仙台「藤塚の湯」 - フロント
アクアイグニス仙台「藤塚の湯」 - 休み処・ライブラリーカフェ1アクアイグニス仙台「藤塚の湯」 - 休み処・ライブラリーカフェ2
〒984-0843 仙台市若林区藤塚字松の西33-3 TEL.022-355-4030

入浴料 平日850円、土日・祝日950円、木・金の日中の時間帯は150円引き
入浴、休憩(ライブラリーカフェ付帯)、食事処(外来可)
男女別(内湯1、露天風呂1、サウナ1)貸切風呂1
シャンプー・セッケンあり

 5月、仙台の南、名取川にかかる閖上大橋の手前、その海沿いのだだっ広い平地にある「アクアイグニス仙台」へ、ブブブーンとやって参りました。と、そこには複数の建物が景色と不釣り合いに林立しており、その中から何となく一番大きな建物に突進。すると案の定、その2Fが温泉施設でして。ありゃ、屋上がココロ惹かれる展望所になっておりまするよ~。

 そんで、この後、隣りの隣りにある、心底ココロ惹かれる産直「マルシェ リアン」にも爆進致しましてね~。
 さて、広いエントランスの高級感のある受付にて手続きを済ませると、もらったQRコードシートを浴場前のゲート(駅みたい)のリーダーにかざして進撃致します。して、その先には休憩所&軽喫茶みたいな案外広い空間があり、そこの脇の暖簾の先が浴場に。あ、日帰り温泉の友、飲料水自販機はございませんことよ~。

 で、前方にある女湯に入りそうになりながら、振り返って男湯の暖簾の先へGO。はい、浴場には黒光りの内湯と、そのまた外に同じような半露天風呂(屋根付き)があり、だいたい皆さんが速攻で半露天風呂の方に足を運びます。で、その半露天風呂は見た感じ少しお湯がオーバーフローしており、こりゃいいぞと。が、湯口のお湯はディスプレイで熱くはなく、別の所に投入口があるよう。

 お湯は無色透明で、少々香りはあるようですが、塩素臭にかき消され、無かったことに。あと、アルカリ性のヌルヌルする肌触りのはずが、加水のせいで少しだけヌルッとする弱アルカリ性の肌触りに。まあ、それでもお湯はキレイで、この辺りの海沿いの温泉のなかでは期待以上、マンザラ悪くはありません。

 しばらく後、半露天風呂に浸かってボーッとしておりますと、かなりの音量で外界の賑やかな音が聞こえてきて。それは、オオヨシキリ、ウグイス、キジ、子供達のはしゃぎ声、などなど。また、海が近いので海風も強力に吹きつけ、その音もまた轟音。そう、ここは天井が奥に向かって斜めに下がっており、集音器のような構造で、モロモロの音が響いてくるのなんの~。

 まあ、それもホワイトノイズの類(たぐい)で心地よく、私を異世界へ連れて行こうとするんですラ~。

 ちなみに、内湯の方は水面が縁より低く、それでもザブンと入るとサワサワとお湯がオーバーフローする、そんな感じでございましたよ。

泉質:ナトリウム-塩化物泉・炭酸水素塩泉 低張性アルカリ性低温泉 源泉:藤塚の湯 30.0℃ pH8.6 108.7L/M 動力揚湯 1,000m掘削

ナトリウム 400, 塩素 447, 炭酸水素 237(分析:令和2年)加水・加温・循環濾過・塩素系薬剤による消毒

アクアイグニス仙台「藤塚の湯」 - 洗い場アクアイグニス仙台「藤塚の湯」 - 内湯
アクアイグニス仙台「藤塚の湯」 - 半露天風呂アクアイグニス仙台「藤塚の湯」 - 半露天風呂のオーバーフロー
アクアイグニス仙台「藤塚の湯」 - 半露天風呂の構造
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