東北な温泉
温泉突進レポート

メルキュール宮城蔵王リゾート&スパ

〒989-0916 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉字鬼石原1-1 TEL.03-6830-3926

入浴 1000円(貸タオル付)
入浴、食事、宿泊
男女別(内湯1、露天1、サウナ1)
シャンプー・セッケンあり


※2011年、露天風呂がウッドデッキ調に‥
※2018年、宮城蔵王ロイヤルホテル → アクティブリゾーツ宮城蔵王に
※2024年、→ メルキュール宮城蔵王リゾート&スパ に変更、日帰り中止に

 4月、遠刈田温泉街からちょっと上った所、蔵王エコーライン入り口の大鳥居前にある、大きくて立派な白亜のビルディング「宮城蔵王ロイヤルホテル」にやって参りました。いつ来ても、この林間に立つ白い建物が眩し過ぎて、圧倒されてしまいましてね~。

 えーと、前回来たときには保守日で入れず、がっかりして帰りまして。今回は入れそうで、よかった、よかったと。
 受付を済ませ「えっ」と思いながら無言で貸しフェイスタオルを受け取り、1F奥にある浴場へ。「えっ」の部分は、〝貸し〟の部分に反応したザマショ。

 さて、浴場に飛び込んでみますと、そこにはとても大きな内湯があり、変な所の注ぎ口からドバドバとお湯が注がれ、湯船の水面がおおいに波打っているのです。で、お風呂の周りを取り囲むようにある洗い場には、ちらほらとお客さんがおり、洗髪したり洗う所を洗ったり、なにやら忙しそう。

 で、お湯は無色透明で源泉自体には匂いのない、サッパリとしたもので、湯船からはサワサワと少しだけオーバーフローしているもよう。と、おや、分析表にある炭酸水素のヌルヌル感が感じられず、中性の肌触り。まあそれでも、目を閉じてザーザーと流れる水音を聞きながら浸かると、マンザラ悪くはございません。

 それから外の露天風呂へ出てみましたら、それは程よく植えられた木立ちに囲まれる、石造りのお風呂でして。と、春の柔らかい日差しと、温かいお湯を浴び、トロトロと流れ落ちる水音を聴きながら浸かれば、そりゃもう、なかなかオツなもの。あ、そうそう、冬眠からさめた白熊(わたくし)の足元を、きれいなブルーの水中プリズム現象が取り囲んでおりましたのです。

※水中プリズム現象:太陽が出ているとき、水の中で、太陽と反対側の足などを見ると、その周りに虹のような膜が見えること。

泉質:ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉 低張性中性高温泉 源泉:蔵王リゾート1号泉、蔵王鬼石原源泉・混合泉 86.5℃ pH6.8

ナトリウム 499, 塩素 300, 硫酸 421, 炭酸水素 522, 遊離二酸化炭素 121(分析:平成19年)少し塩素臭あり、完全な掛け流しではないようです。


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©東北な温泉1004 , 18rw , Update:2024/09/17