東北な温泉
温泉突進レポート

あべ旅館

(赤倉温泉)


〒999-6105 山形県最上郡最上町大字富沢886 TEL.0233-45-2001

入浴 500円
入浴、宿泊
男女別(内湯2、露天1)サウナ
シャンプー・セッケンあり


※2013年 閉鎖へ

 3月、国道47号線、鳴子温泉郷を過ぎて山形との県境の峠を越え、そこからしばらく下ったところの赤倉温泉へ。今日はその中から「あべ旅館」に突撃することに致しまして。と、あべ旅館は道路を挟んで川側に東館、山側に南館の2つの建物に分かれてあり、新しい方の山側・南館に受付がありました。

 ‥で、宿に着き、駐車場を探すと、旅館前の駐車場は既に満車。他に駐車場がないかとひと回りしようとするも、その先はとっても狭い道で、前進を断念。結局、戻って温泉街の入り口にある「あべ旅館・第二駐車場」に止めることに致しましてね~。
 さて、お目当ての岩風呂は東館(川側)の地下にあり、受付のある南館の地下(及び3F)から、連絡通路で行くことになっております。

 で、ワクワクしながら浴場へ入場してみると、そこは大きな岩風呂になっており、何故か知らねど白い女の人が裸で立っているではありませぬか。あ、ただの白い彫刻~。そしてまた、右奥に別の浴室が続いており、そちらにはジャグジー等の湯船もあります。

 それからメインの岩風呂に浸かってみると、お湯は無色透明でかすに温泉の匂いがし、そして湯船の底はまさに自然の川底そのもので、その数箇所からは源泉がプクプクと湧き出しているもよう。あと、川底以外にも壁や岩などからもお湯が投入されており、この大きな湯船でもよどみがないように、お湯を対流させているようなんですね~。

 して、誰もがやるように底のお湯の噴き出し口に足を突っ込んでみたら、そこは一段深くなっており、バランスを失うと同時にズッコケ、穴から湧き上がってきた熱湯に襲われてしまうこと受け合いなのです。もちろん、俊敏な私は事なきを得ましたが、きっと今までに何人かはドボン・アチチとなったことだと都合よく妄想致しまして。

 その湯上り後、喉が渇き、廊下にあった飲泉所で水を飲もうとするも、これが温泉のお湯で、熱くて飲めましぇんでございましてね~。

泉質:単純温泉 低張性弱アルカリ性高温泉 源泉:阿部1号源泉 58.9℃ pH8.3

ナトリウム 133, カルシウム 139, 硫酸 559



東館B2F:最初の2つは岩風呂、次はジャグジー&プール


南館3F:内湯と露天
 ‥喉が渇いたまま、無茶して南館(山側)にも突進。

 するとそこにはヒノキ風呂があり、内湯と露天風呂ともに同じような形をしていて、そのきれいな水面がまるで鏡のよう。先程の岩風呂も良いですが、こちらの木造りの湯船もなかなかオツなもの。んと、湯上り後の肌は、スベスベ感ありです。

 あ、そうそう、ここのお休み処には、卓球台もありましたのです。
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©東北な温泉0303 , 19rw , Update:2024/09/17