東北な温泉
温泉突進レポート

たびやかた嵐湯

(東根温泉)
〒999-3702 山形県東根市温泉町一丁目9番10号 TEL.0237-42-0054

入浴 820円
入浴、宿泊、石の湯(別途料金)
男女別(内湯1)、男女日替わり露天風呂
シャンプー・セッケンあり

 5月、東根市の北部、東根温泉街の一角にある宿「たびやかた嵐湯」にやって来ました。

 と、ん(?)、道路沿いや庭にハタめいている「みんなの石の湯」っていうノボリは何のこと~?と思いながら突撃すると、それはどうやら岩盤浴みたいで。わたしゃ、とりあえず〝どこも具合の悪いところが無い〟ので普通のお風呂だけにしておきます。どうもすみません。
 して、受付を済ませると、あれ(?)、何か違うみたい。どうもそれは、靴を持ち、別室のロッカー室まで行って靴をしまい、それから浴室に向かうという、ちょっとややこしいシステム。このロッカー室は元々、石の湯(岩盤浴)に行くときに、浴衣に着替えるためにあるようなんですね~。

 まあ、その習わしに従った後、やっと浴室に入ってみたら、そこには大理石の四角い大きなお風呂があり、湯船の大きさに対して少なめなお湯の投入量ですが、鮮度の良いお湯が注がれ、ちゃんと掛け流しになっていました。

 で、お湯は茶褐色の透明なもので、かすかにアブラ臭があり、浸かってみるとスベスベする肌触りの、東根温泉の共同泉です。そこへゆったり一人静かに浸かると、そりゃマンザラでもございませぬな~。

 その後、露天風呂を探して脱衣所の先の渡り廊下を行くと、そこにはドアがあって、のぞいてみたらそこがあの「石の湯」のよう。見ると、広い部屋がサウナ状態になっており、床には何やら小石が敷き詰められてあるようなんですね~。そのまた廊下のその先にもまたドアがあったものの、さすがにテンネンの自分も女湯だと気付き、こそこそと逃げるように引き返しましたのです。

 それでも露天風呂があきらめ切れず「いったい何処なんだー!」と悩んでいると、そこへ旅館の主人が通りがかり、尋ねてみれば「露天風呂は男女入れ替えで、今日は女湯です」という返答が。そうすか、そうすか!

泉質:ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉 低張性弱アルカリ性高温泉 源泉:東根温泉協同組合15号源泉 67.9℃ pH8.2

ナトリウム 319, 塩素 349, 硫酸 187, 炭酸水素 145



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©東北な温泉0305 , 18rw , Update:2024/09/17