2月、鳴子温泉街から江合川(えあいがわ)を隔てた向こう岸、鳴子病院側にある小ぢんまりとした民家風の旅館、「栄泉」にやって来ました。辺りはとても静かな上、旅館の中も静まり返り、誰もいないのではないかと心配になりましたが、玄関で声をかけると女将さんが出てきたので(当たり前だ)、少し驚いて(安心して)しまいました。
|
受付を済ませて浴場へ。自慢の露天風呂の方は、冬季の今日はガラス戸で囲われてはいますが「ぬるいので入らないで下さい」と案内され、内湯のみに‥。
その内湯はかな~り古い浴室で、湯気がもうもうと立ち込めており、コンクリート造りと思われる湯船には湯ノ花がメッタリとへばり付き、まるで塗り壁状態になっているのです。うぉー、なんだか凄いですぞ~。
恐る恐る浸かってみると、それは淡い緑色に濁ったお湯で、泡がプチプチと体にくっ付き、肌をこするとツルツルしているのです。かなり濃い感じのお湯で、とても体に効きそうなんです。匂いも独特~。
いや、なんざましょ、これは、ほんとクスリ、それしか無し。
泉質:ナトリウム・カルシウム-炭酸水素・硫酸塩泉 65℃ |
 
|
|