東北な温泉
温泉突進レポート

峩々温泉

(宮城蔵王)


〒989-0901 宮城県柴田郡川崎町大字前川字峩々1 TEL.0224-87-2021

入浴 1000円
入浴、休憩(無料)、食事、宿泊
日帰り用 男女別(内湯1、露天風呂1)
宿泊者用を含めて8つのお風呂があるそうです
シャンプーあり、セッケンあり(たぶん)

標高 約850m

※2014.07 現在、日帰り温泉は不可に!

 8月、蔵王エコーラインをずう~っと登った蔵王山中にある、宮城の代表的な秘湯「峩々温泉(ががおんせん)」にやって来ました。現在では立派に舗装された道路もあり、秘湯と言うには首をかしげる感じは多少ありますが、そこは蔵王山中の大きな沢沿いの大空間、辺りの壮大な景色は人を黙らせること請け合いでございます。

 で、ここは日帰り入浴には冷たいところもあると聞いていましたが、来てみるとそうでもなく、利用時間は短いですが、小さいながらも広間も付いておりますね~。それから名物のボンネットバスも健在で、今でも現役で活躍しているようなんです。
 はて、一瞬、どこが入り口か分からないたたずまいですが、なんとなくボンネットバスの脇から木の階段を上って行くと、そこがフロントになっていまして。フロント前には飲泉所があり、後で飲もうと思っていたところ、受付をしているうちにそれを忘却し、さっさと露天風呂に向かってしまいましてね~。

 して、ちょっとワイルド感がある脱衣所から露天風呂に出てみると、やっぱりこちらもワイルド感でいっぱい。で、寝そべるようにしてお湯に浸かって上空を見上げると、夏の青々とした木の葉の間から、木漏れ日が差し込んできて、とってもいい感じ。そりゃもう、浮世のことなど、忘れてしまいそう(しまいたい)。その代わり、立木の下なもので、上から落ちてくる色んな物がお風呂の中に混在し。これも自然なので我慢、我慢と。

 お湯は無色透明で、匂いの無いさっぱりしたもの。炭酸水素の作用で、ほんの少しスベスベする肌触りがある、もちろん掛け流しの温泉です。‥んと、もう一箇所にあった、小さな内湯はのぞくだけで終わり、疲れたから。

 湯上り後、広間で休んでいると窓から涼しい風が吹いて来て、また近くの沢を流れる水音と、遠くで鳴くセミの合唱が、心地良く聞こえてきましてね~。‥えーと、そういえば、こちらの従業員は、なぜか若い人達ばかりでしたのよ~。

泉質:ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉 低張性中性高温泉 源泉:我々温泉 57.8℃ pH7.0 120L/M

ナトリウム 157, カルシウム 111, 硫酸 256, 炭酸水素 401(飲泉有り)


☆2014.07の様子を見ると、お風呂がだいぶ変わったみたいです。


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©東北な温泉0308 , 18rw , Update:2024/09/17