岩手の温泉、夏油温泉・元湯夏油


元湯夏油(夏油温泉) Home» 岩手の温泉»


〒024-0322 岩手県北上市和賀町岩崎新田1-22 TEL.090-5834-5151

入浴 600円(露天5カ所) 10:00~15:00
入浴、食事、売店、広間(別料金)、宿泊、湯治
冬季休み
男女別(内湯2)混浴内湯4、女性露天1
宿泊用・男女別(内湯1)貸切4
シャンプー、セッケンあり
バスタオル・水着禁止、標高:約650m

 北上市の西、奥羽山脈の本当の山中にある、すこぶる秘湯「元湯夏油」にやって参りました。道中、近くに夏油高原スキー場があるので、そこまでは比較的立派な道路が続きますが、そこを過ぎると崖沿いを走る数キロの細い道となり、対向車が来ないことを祈りながらの行軍に‥。冬は豪雪で行くことができず、夏だけ利用するという意味で夏の名前がついたそうですよ。
 夏油温泉は数件の温泉宿からなる小さな温泉街ですが、今回の元湯夏油はとっても大きな施設で、なんだか旅館やら湯治棟やら沢山の建物が連なり、ここだけで一つの温泉街を形成しているように思えました。おや、建物の軒下にはツバメの巣がたくさん、とな~。
2003.10(宿泊)
 部屋にて荷をほどき、早速お風呂へ。中庭の小路を行き、崖下へ長い階段を下りて行きますと、坂の途中に女性用の「①滝の湯」があり、その先の渓谷沿いに名物の露天風呂「②大湯」が現れます。

 だいたい露天風呂は上流と下流の2つのグループに分かれていて、上流にあるグループは、上記プラス「③疝気の湯」の3つのお風呂から構成されておりますね。

 その一つ、よくテレビなどでも紹介される、露天風呂の中でも一番大きい「②大湯」へドボン。それは、岩からお湯がこんこんと流れ出しているお風呂で、湯温も高く、かすかに温泉の匂いのする、無色透明のサッパリした温泉です。うーん、なかなかよろし。あれ、でもなんだか混浴に変身する雰囲気が漂い始め‥。

 そして「②大湯」の眼の前にあるのが「③疝気の湯」。それは囲いも何もなく、最もオープンなお風呂。歩いてきた人におもいっきり見られ、しかもその人達の足元に湯船があるという寸法で、ちょっと一人では心細い温泉なんですのよ。‥パス。

 ここの露天風呂は、どれも眼下に川が流れており、その水音と渓谷の景色を楽しみながら浸かれる、なんともいい感じのお風呂なのです。またお風呂の底は岩そのもので、でも枠はコンクリートで固めてあるのがほとんどですね。


①滝の湯の外観(女性用)、②2つが大湯、③疝気の湯の順



⑤左が女(目)の湯、④真湯、⑦小天狗の湯(内湯)、⑥白猿の湯(内湯)の順
 下流のグループには2つのお風呂があり、唯一、川向こうにある「⑤女(目)の湯」にも突進。それは少し透明感があるようなお湯で、少しぬるい湯温。対岸にある「④真湯」は、少し白い湯ノ花が舞っており、大湯と同じ気配かな~。

 ここの露天風呂では、服をカバンに入れ(または置いたまま)、裸にタオルを巻いて全ての露天風呂をハシゴすることが可能なんです。実際にそうしているツワモノが‥。

 旅館に戻り、ヘタリ気味で内湯へと。「⑦小天狗の湯」は、少し石油系の匂いがあり、白い湯ノ花が舞い、湯温も高く、少しスベスベする肌触りの、温泉らしいお湯でありました。あと「⑥白猿の湯」は、さっぱりした感覚のお湯ですね。

(宿泊なので‥)
 夕食は、まあ山の料理といえるものだと思います。印象に残るものとしては、姫たけ(細いタケノコ)を焼いた料理があり、これが香ばしくてジューシーで、タケノコの味が凝縮されている、そんな料理でございました。朝食は、和食系のバイキング。夕食・朝食ともに、まあまあおいしくいただけました。

源泉)
  • ②③④ナトリウム・カルシウム・塩化物-硫酸塩泉 低張性弱中性高温泉 56.6-59.8℃ pH6.5-6.6
  • 含硫黄・ナトリウム・カルシウム・塩化物泉 低張性弱中性高温泉 源泉:滝の湯 54.8℃
  • 含二酸化炭素・カルシウム-塩化物泉 低張性弱中性高温泉 源泉:女(目)の湯 43.0℃
  • ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉 低張性弱中性高温泉 源泉:白猿の湯 67.6℃ pH7.1 ラドン 11.82Ci ナトリウム 199, カルシウム 502, 塩素 161, 硫酸 1329, 炭酸水素 170, メタケイ酸 125
  • ナトリウム・カルシウム・塩化物泉 低張性弱中性高温泉 源泉:小天狗の湯 63.0℃ pH6.6 ラドンCi 3.46 ナトリウム 689, カリウム 114, カルシウム 380, 塩素 1469, 硫酸 421, 炭酸水素 342, メタケイ酸 162, 遊離二酸化炭素 228
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