東北な温泉
温泉突進レポート

花渕荘

(中山平温泉)
〒989-6832 宮城県大崎市鳴子温泉星沼133-2 TEL.0229-87-2146

入浴 500円
入浴、休憩(有料個室)、宿泊
男女別(内湯1、露天1)貸し切り露天1
シャンプーなし、セッケンあり

シャワートイレ

※後日、露天の岩風呂が追加されておりました。

 6月、中山平温泉の外れ、鳴子温泉側にちょっと戻った林の陰にひっそりと建つ「花淵荘」にやって来ました。今日は宿泊で来たのですが、チェックインが午後2時からとなっており、少し早めに来て、温泉をゆっくり楽しもうと思ったのです。

 施設はどうやら日帰り個室も利用できるようでして、到着後とりあえず昼寝をしていると、どこかの子供達が(木造の建物を)おもいっきり跳ね回り、ドタンバタン、キャッキャとハシャギまわっておりましてね~。で、しばらくしてそのお客さんが帰ってしまうと、辺りは急に静かになり、かえって目が覚め、仕方なく温泉へと向かったのでございます。
(宿泊)
 お風呂は内湯と露天風呂があり、内湯の方は熱い湯が大量に注ぎ込む、アルカリ性の単純泉といった様子。

 それから露天風呂の方は、中山平の特徴である「うなぎ湯」らしいヌルヌルする硫黄泉で、その透明なお湯には白い湯ノ花も少し舞い、こちらもかけ流しになっていますが、大きさの割に湯量が少なく、ちょっとぬるめになっておりました。いやでも、この硫黄香のする「うなぎ湯」は最高ですな~。またこちらは湯船も脱衣所も庭も広く、風通しも良くて、気持ち良く浸かれました。

 してその翌朝、露天風呂に入ろうとして、うぉ~! なんと、お湯の色が変わっているではありませんか(最下の画像)。それは緑がかって白濁したお湯で、お風呂の雰囲気もガラッと変わり、これぞ硫黄泉といった感じになっておりまして。

 まあだいたい硫黄泉というものは、透明の湯の方が新鮮で、時間が経つと白濁するのが一般的。なのでこの場合、透明な湯の方が鮮度があるということなんですけどね~。

泉質:含硫黄・ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉 低張性アルカリ性高温泉 源泉:8号地 №2 99.5℃ pH9.5

ナトリウム 281, 硫化水素 11.6, チオ硫酸 0.6, 硫酸 148, 炭酸水素 237, 炭酸 119, メタケイ酸 258(平成8年)



 宿泊の方は最低料金のプランにて。トイレと洗面は共同。シャワートイレですし、部屋もまだ新らしくキレイで、料理もおいしく、料金の割にはとても満足致しましたよ。


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©東北な温泉0206 , 18rw , Update:2024/09/17